ジャスティン・トルドー首相の髪はいつ切られるのか日米で話題に

  

トロント市を含む都市圏は、残念ながらまだ先延ばしになりましたが、オンタリオ州のほとんどの地域では6月12日から経済再開の第2ステージに入りました。

そこで先週、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が注目したのが、ロックダウン以来、伸びに伸びているジャスティン・トルドー首相の髪が、ついに切られるのでは?!という事。
トルドー首相の髪、皆さんも、きっと記者会見を目にする度に気になっていることでしょう。

ジャスティン・トルドー
photo from Justin Trdeau via Instagram

「新型コロナウィルスのロックダウンの日数カウンター代わりになっている、トルドー首相の髪の長さ」という見出しで掲載されたこの記事では、首相の髪を題材に、アメリカとの違いや、カナダの政治背景、国民の反応などを報じています。

ニューヨーク・タイムズ紙記事
Source from NewYork Times

トルドー首相が髪を伸ばし続ける理由

スタイリストなど自宅に呼んで、髪を切る事ができるであろうトルドー首相ですが、ニューヨーク・タイムズの記事では首相が髪を切らない理由を分析。
トルドー首相を「イメージ・ブランディングの名手」として、政治的なイメージ戦略のために髪を切らないと説明しています。


Source from Justin Trdeau via Facebook

記事では、カナダ国民はアメリカと違い、リーダーが「プロレタリア(労働階級)であること」を望んでいると述べて、前カナダ首相スティーブン・ハーパー氏が、専属スタイリストをつけていたことで国民からの反感を買った過去の出来事も紹介。

また、毎日の記者会見が行われるトルドー首相の自宅は、現在、外壁の修繕が行われず荒れており、それも首相が人々の税金を自分のことに使いたくないからだと報じて評価しています。

SNSでも話題のネタに

カナダ国内では先月から、トルドー首相の伸びたヘアスタイルをネタに、会見中に髪をかきあげる仕草だけを投稿するツイッターが登場したり、それをまとめる動画が作成されたり、SNSでは一時期大盛り上がりを見せ、30万再生回数を超える動画も。
そうした状況も紹介されています。

日本の各地方紙も紹介

ニューヨーク・タイムズ紙のこの記事では、6月12日からオンタリオ州オタワの理髪店がオープンし始めることで、首相が髪を切るのかどうかを疑問に締めくくっています。

そして日本の各地方新聞も、ニューヨーク共同通信を通して、ニューヨーク・タイムズ紙の内容を報道。

その中でも、今回の理髪店オープンを機に、ついに髪を切るのか注目されている模様を報じています。

オタワでは12日、美容院や理髪店の営業再開が可能になるが、トルドー氏が髪を切るのか、まだ営業が再開できない地域の住民に連帯感を示すため見送るのか、臆測が飛び交う。
オタワを抱える東部オンタリオ州は3月17日に非常事態を宣言。連日記者会見するトルドー氏は、髪形の乱れが目立ち始めてきた

東京新聞

6月15日現在、トルドー首相はまだ髪を切っていない模様ですが、いつ切るのか、切る時は会見を行うのか気になるところ。まだまだトルドー首相の髪に注目が集まりそうです。

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