日本にいらっしゃる方も、一度はUberについて耳にしたことがあるかもしれませんが、北米の都市によってはタクシーよりUberが流行しているところも!
そこで今回はUberを乗りこなすための徹底ガイド(トロント編)をお届けします。
そもそも、Uberとは?
アプリのボタンをタップするだけで車を呼べ、タクシーのように目的地まで連れていってもらえるサービスなんです。
タクシーは待っていてもなかなか来なかったり、せっかく来ても空車じゃなかったり…だからといって配車するのには時間もお金もかかりますが、Uberなら無料で今いる場所に来てくれます。
また、Uberは2017年7月現在 632都市で使用されているというから驚き!昨年はドライバーがタクシー会社からUberや類似サービスに流れてしまい、サンフランシスコの最大タクシー会社が倒産したというほどの人気ぶりなんです。
photo from Uber
Uberの乗り方
1. アプリのダウンロード
2. アプリで現在地と行き先を設定
3. 車が来るのを待つ(※利用料金はクレジットカードから引き落とされます)
アプリのダウンロード
まずはiPhoneかAndroidのスマートフォンでUberのアプリをダウンロードして、Uberの登録をしましょう。
Uberに登録するには電話番号の認証が必要となるため、日本の電話番号で事前に登録してトロントへ行くか、カナダで使える電話番号をゲットしてからトロントへ行きましょう。
個人情報などの登録が完了したら、クレジットカードもしくはデビットカードを登録します。タクシーと違う点は、登録したクレジットカードから自動的に運賃が引き落とされること。降りる際に焦る必要もありません。
現在地と行き先を設定する
続いては、今いる場所と行きたい場所を入力。
入力が完了すると、近くにいるUberの車が提案されるので好きなランクのUberを選んでリクエストします。
Uberのランクについての詳細はこちら。
!大事なポイント!
呼びたい場所(自分がいる場所)にアプリの画面上でピンが表示されるのですが、ときどきピンが道の反対側を指していたり、少し離れたところにいたりします。
確定する前に自分が今いる場所にピンをずらして、ドライバーと確実に会えるようにしましょう。
※ピンク枠内が該当のピンですが、アプリ上ではピンク枠で囲まれていませんのでご注意を。
車が来るのを待つ
あとは表示された車が来るのを待つだけ…どきどき。
Uberのアプリ上で、車がどのあたりを走っているかを確認できるので心配せず待つことができます。
車に詳しくない編集者のおすすめとしては、車種や車の色も大事ですが、車番を確認すること。
似たような色、車種、Uberのステッカーを貼っている車がたくさんある中で見分けるには、これが1番確実です。
Uberのランクについてご説明します
※都市によってランクが異なりますのでご確認のうえご利用ください。
エコノミー
料金もお手頃なプライベートの車両です。エコノミーの中でも、以下の3種類があります。
XL : 1-6人乗りのバンかSUV
SELECT : 1-4人乗りの高級車で高評価ドライバー
プレミアム
photo from Uber
ビジネスにもレジャーにも使える高級車。こちらは以下の3種類があります。
SUV : 1-6人乗りの高級SUV、プロの運転手
LUX : 1-4人乗り。プロの運転手。Uberが提供する中でも最高級の乗車オプションなので贅沢な気分を味わいたいときやイベントに最適
アクセシビリティ/WAV
photo from Uber
車椅子やチャイルドシートに対応している車両。uberWAVのドライバーは全員安全運転と障害者サポートの認定を受けており、乗車と降車をお手伝いする訓練もしています。
ライドシェア/POOL
photo from Uber
同じ方面へ移動する人を探して、相乗りするプラン。時間に余裕があって、安く移動したい方にはこちらがおすすめ。乗客は最大2人までです。
Uberに乗ってからすること
ドライバーの中には話そうとしてくれる人も多いです。お互い気持ち良く過ごすためにも、Uberのアプリ上でドライバーの名前は確認できるので、乗車したら名前を確認して挨拶くらいはしましょう。シートベルトもきちんとしてくださいね。
Uberを乗り終わったときにすること
忘れないようにすべきことは、ドライバーの評価をすること。
これはチップの代わりにもなっていると言われているほどドライバーにとっては大切なものなんです。
そしてドライバーも乗客の評価をすることができます。車内で食べ散らかしたり、4人乗りのUberに5人で無理矢理乗ったりなど、よほどのことがない限りドライバーは良い評価をくれます。
photo from Uber
タクシーとの値段比較
独自に調べたところ、トロントの主要なUnion駅からトロント・ピアソン国際空港までタクシーだと約$70なのに対し、Uber(エコノミークラス)は約$40でした。タクシーの会社や距離などによってもちろん金額は異なりますが、これはなかなかの差ですね。
photo from Uber
わたしがUberを好きな理由は手軽なこと、そして安心なところ。初めての土地はわからないことも多く、海外のタクシーでぼったくられる…なんていう話も聞きますが、Uberはその点とても安心。降車後に登録済みのクレジットカードから引き落とされるだけ。
更に、他の乗客がドライバーの評価をしているため、良い評価のドライバーが来てくれるとやはり安心感があります。
もっともっと詳しく使い方を知りたい方は、Uber公式の動画をご確認ください。(※英語)
最初は難しく感じるかもしれませんが、ぜひ一度体験してみてくださいね。