な、な、な、なんと!
2016年、日本中が涙した、アニメーション業界に旋風を巻き起こしたあの映画、「君の名は。」が、ここカナダで4月7日(金)より上映が決まりました!!!
トロントでの上映はまだ未定ですが、それを期待して、(※上映場所は記事の最後に追記しています)今回は映画「君の名は。」がどんな映画なのか復習してみたいと思います!
「まだ見てない」という方も、「もう見たけどカナダで、英語でもう一度見たい」という方、是非、映画館へ!
目次
「君の名は。」ってどんな映画?
photo from 「君の名は。」公式Website
何といっても日本で注目されたのはアニメーションの美しさ。日本の最新技術アニメーション(世界トップクラス)を駆使し、アニメーションの可能性を世界に披露した一作。
一つ一つの描写がアニメーションによって、鮮明に、煌びやかに、美しく、時に儚く、再現されたこの映画。
北米を震撼させること間違いなしです!!
気が付けば映画の中に吸い込まれ、終わったころには心が綺麗に洗浄されたかのような、爽快感をもたらしてくれます。(実際に映画を見たライター感想)
映画ストーリー
主人公となる、立花 瀧(たちばな たき)と宮水三葉(みやみず みつは)。
photo from 「君の名は。」公式Website
瀧は、バイトをしたり放課後に友達とカフェに行ったりという、東京でごく普通の生活を送る高校生。
一方、三葉は、カフェもない片田舎に住み、東京に憧れる女子高校生。
千年に一度といわれる彗星が訪れるその年、二人は、何かがきっかけで、入れ替わってしまいます。
不定期に入れ替わってしまう二人は戸惑いながらも、お互いの生活を楽しみながら、メールやメモで連絡し合うという生活を送っています。
しかし、彗星が流れるその日をきっかけに、全てが激変し、二人は、衝撃的な事実を知ってしまいます。
ここがスゴイ(1)国内外で驚きの興行成績
これだけ話題になった「君の名は。」。ここで、今現在の、興行成績についてまとめたいと思います。
日本国内の歴代興行収入
第2位:タイタニック(262億円)
第3位:アナと雪の女王(254.8億円)
第4位:君の名は。(232.3億円)
そうそうたる映画の中でも、堂々の第4位にランクインしています。
特に韓国では、歴代日本映画興行収入1位にランクインするという人気ぶり。
また、アジア圏では、週間映画ランキング6冠(ランキング1位、日本、台湾、香港、タイ、中国、韓国)と圧巻。
そして、今回満を持して、北米進出となり、早くも話題となっています。
ここがスゴイ(2)新海誠監督と安藤雅司作画監督のコラボ
この映画の原作、脚本、監督を務めた新海監督。「秒速5センチメートル」「ほしのこえ」で数ある賞を受賞し、一躍有名となった。
巷ではポスト宮崎駿と言われるほどの実力者の新海監督の創り出すアニメーションは、細部まで繊細に描写されており、リアリティかつ幻想的な世界を作り出します。「君の名は。」には、新海監督の世界観が凝縮されている作品となっています。
photo from http://www.shinkaiworks.com
さらに、今回この映画の作画監督として安藤雅司監督が抜擢。安藤監督が手掛けた作品は、誰もが知る、千と千尋の神隠しやもののけ姫といった超実力者。
この二人が創り出すアニメーションを超えるものが今後現れるのだろうか、と思われる程の作品となった「君の名は。」。
アニメーション界の最強コラボを是非、映画館で見てみてはいかがでしょうか?
ここがスゴイ(3)神木隆之介や長澤まさみなど豪華な声優陣
ここで、「君の名は。」をより盛り上げたキャストを紹介します。
宮水三葉:上白石藻萌音
奥寺ミキ:長澤まさみ
宮水一葉:市原悦子
勅使河原 克彦:成田凌
名取 早耶香:悠木碧
などなど、豪華声優陣。
ここがスゴイ(4)人気バンドRADWIMPSの音楽が話題に
そして、主題歌・挿入歌を担当したRADWIMPS。
ロック好きな若い層に熱い支持を長年受けてきた彼らがこの映画に提供した「前前前世」「スパークル 」「夢灯籠」「なんでもないや」から流れる歌詞とサウンドは、この映画のストーリーにマッチし、疾走感と哀愁をもたらし、RADWIMPSはこの映画とともに音楽も大ヒット。
今回、一躍国民的ロックバンドとして多くの人に名を知られることになりました。
これらの曲が、北米上映の際、英語版に翻訳されることも決まっています。
photo from RADWIMPS公式Facebook
といったように、最強キャスト陣も注目となっています。
まとめ:トロントでの上映を彗星にお願いしましょう
いかかでしたでしょうか?
「なんか聞いたことある話だなー」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、アニメーションもさることながら、ストーリーも素晴らしい!!
従来の”主人公入れ替わり映画”と思ってもらっては困ります。
ストーリーの中に盛り込まれる、伏線、現代の学生の姿、古くからの日本文化、そして何といっても、青春真っ只中の二人の描写。
切なかったり、儚かったり、ほっこりしたり、温かかったりと、純粋でまっすぐな二人を見れば、あの頃の青春を思い出します。
photo from 「君の名は。」公式Website
日本中のハートを掴んだ理由がここにあり、といえるほど素晴らしいストーリーになっています。
忙しい日々を送っているあなた、青春をもう一度思い出したいあなた、
是非、「大事な人、忘れたくない人、忘れちゃダメな人。」と映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
映画館を出るときには、きっと晴れやかな気持ちになっているはずです。
みなさんでトロントでの上映を彗星にお願いしましょう。