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何を着ればいい?トロント春夏秋冬の季節・気温別の服装(ファッション・コーディネート)

  

こんにちは。トロント歴8ヶ月、インターンLTライターのKoyaです。
いま日本にお住まいで、こちらの記事をご覧になっている方は、トロントの気候ってどんなイメージでしょう?
北のほうだし、冬のスポーツ強そうだし、とりあえず寒い..?というざっくりしたイメージは持ってるけど、ぶっちゃけどれくらい寒いのかはっきりしていない方が多いのではないでしょうか。

特にこれから留学やワーホリ、駐在など長期でトロントに滞在予定の方は、季節ごとの服装も気になるところだと思います。

そこで、日本から持ってくるべき服と現地でも買える服ってどんなもの?などなど、そんな不安を解消するべく
トロントの服装(ファッション・コーディネート)攻略マニュアルを作成しました。

 

トロントの気候って日本とどう違う?

トロントに長年住む日本人の方々がトロントの年間の気候を表現すると「長めの冬と短い夏」
とはいえ、桜の見られる春と、紅葉がきれいな秋もあり、四季の移ろいも楽しめます。

そんなカナダ第1の都市トロントと、日本の首都東京の年間の気温の移り変わりを比較してみました。


Image by Koya Okada

二都市を同時に比べられるちょうど良い資料がなかったので、
自力でグラフをつくりました。大変だった。
注目してほしいのは冬の時期の最低気温。底の差がスゴいです東京と比べて。

さて、そんなトロントの各季節を快適に過ごすために、さっそく季節ごとのベストな服装をチェックしていきましょう。
今回はコーディネートの参考に、トロント市内で入手できるおすすめファッションブランドのインスタ写真とともご紹介します。

1.トロントの春の服装(4月,5月)

ポイント
 ・トップスの基本は長袖のインナーとアウター(カーディガンやジャケット)の重ね着
 ・ボトムスは厚手の長ズボン・長めのスカート
 ・4月はまだ冬用厚手コートが必要

平均気温:5℃〜16℃

いちおう春です!日本よりも遅いものの桜も開花し、長い冬の眠りから覚めたリスちゃんたちは文字通りバネのようにピョンピョコし出します。

基本の服装は、日本の春と同じく長袖を基本としてセーターやジャケット、カーディガンなど羽織れるものがあるといいでしょう。

ただし、朝晩は冷え込むことが多く、特に4月はまだたまに雪が降ることもあります。
冬用の厚手コートやユニクロのヒートテックなどの保温機能付きインナー持っておくことをおすすめします。

2.トロントの夏の服装(6月,7月,8月)

ポイント
 ・トップスは半袖Tシャツや生地が薄いシャツ1枚
 ・ボトムスは薄手の生地。半ズボンやショートパンツも。
 ・女性の方はワンピース1枚も
 ・日差しが強いのでサングラスや帽子があると便利

 
平均気温:15℃〜26℃

パティオ(バー/レストランの屋外席)もオープンし、夜は9時まで明るい状態が続くトロントの夏。
トロントの夏を経験した人は誰でも、トロントが一層好きになってしまいます。

そんな夏のトロントを楽しむためのベストな服装は、半袖半ズボンだけでオッケー!と言い切りたいところですが、日差しが強いため帽子やサングラスなど日差しから身を守るアイテムを持っておくことをおすすめします。
ただし日本とは違い、トロントでは、日傘や日焼け防止のアームカバーなどを使う人はほとんど見かけません。使っていると若干目立つかもしれませんが、現地では売っていないので、どうしても必要な場合は、日本から持ってきましょう。

オンタリオ湖の近い地形もあり、やや湿気がありますが、日本ほどではなく過ごしやすいです。室内は冷房が効いているので調節用に薄手のパーカーやカーディガンがあると便利です。

日焼け止めは現地で購入もできますが、日本製のものを使い慣れている方は日本から一つは持ってきたほうがいいでしょう。

3.トロントの秋の服装(9月,10月)

ポイント
 ・トップスは長袖をインナーに。軽めのコートやジャケットも活躍
 ・ボトムスは長ズボン、長めのスカート
 ・後半からはコートが活躍


 
平均気温:8℃〜18℃

秋、紅葉の季節がやって参ります。夏が過ぎ次第に寒くなってくるこの季節、木の葉が落ちる前にしっかり秋コーデの準備をしてカナダらしいメープル・リーフ刈りにいきましょう。

カナダ・トロントの気候にベストな服装は、春のコーデにプラスして少し暖かめの格好が良いでしょう。
トップスはカーディガンやセーターに、ジャケット、コートなど。朝晩の冷え込みを考えるとボトムスは少し厚手の生地のものでも大丈夫です。

夏同様に、秋は何かとアウトドア系のアクティビティが多いです。本格的な冬になり外にでる気が失せる前に友だちと遊び尽くしておきましょう。
スニーカーや、冷え込む時用にニット帽や厚手のジャケットやジャンパーなどがあると大活躍です!

4.トロントの冬の服装(11月,12月,1月,2月,3月)

ポイント
 ・屋外ではマイナス気温対応の超厚手のダウンコート必須(フード付き)
 ・コート下は薄手のセーター、カーディガンなどで重ね着。室内は暖かいので着脱できるもの
 ・ボトムスは厚手の生地
 ・スノーブーツ、手袋、帽子、マフラーは必須
 ・耳あて、レッグウォーマーがあればなおよし
 ・ズボンの下に重ねて履くタイツやレギンスが重宝

平均気温:-6℃〜2℃

そしてトロントの特徴は何と言ってもやはり冬です。トロントの冬を楽しむためにはしっかりと対策をとって備える必要があります。

冬の期間が日本よりも長いのはもちろん、最低気温が-10度を下回ることもしばしば。風が強い日などは体感気温が-30度になることもあります。

日本のスタンダードの冬の服装に加えて、気温マイナス対応の厚めのウィンターコートとスノーブーツを現地で用意することが必須です。
ダウンコートはフード付きのものを選んだほうが寒さを回避できます。日本ではファッションとしてのフードですが、こちらでは生きるためのフードです。

また屋外は極寒もいいところですが、反対に室内はどこもかしこも暖房が効いています。ウィンターコートの下は着脱して調整しやすい服装がよいでしょう。

冬用ダウン・コートとスノーブーツは日本で買うと高くなってしまうため、現地で購入することをおすすめします。
また上記以外にも手袋、帽子、マフラーかネックウォーマー、脚をまもるレッグウォーマーがなくてはならない存在です。

トロントニアンは冬はあまり外出はしませんが、「凍ったナイアガラの滝」など冬にしかみれない景色があるのも事実です。
防寒対策をしっかりして、トロントの冬をぜひ満喫してください。

 

さいごに

以上、カナダ・トロントの季節別の服装完全攻略マニュアルでした。いかがでしたでしょうか。
まとめるとトロントは春と秋が短く、
夏はカラっと過ごしやすい一方で、
長期の冬越えには準備が必要です。

それでも、日本では体験できない気候を体験できるのも海外生活の醍醐味の1つです。
僕は冬になる前にトロントに来たのですが、何も対策せずに冬を迎え、ダウンジャケットとスノーブーツを手に入れるまでの数日間、本当に死ぬかと思いました。。準備、とても大事です。

そんな僕のような被害者を出さないためにもトロント生活が長い皆さんの冬の体験や、今回の記事で紹介した以外にもトロントを楽しむためのファッションに関する皆さんからの情報のシェアお待ちしております!

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