皆さん、コンサートはよく行かれますか?
近年はSpotifyなどのオンラインストリーミングサービスで気軽にいろんな音楽を楽しむことができるようになりましたが、やっぱりアーティストの声や演奏を生で聞いてみたいですよね!
トロントは大規模な会場はもちろん、小規模のライブハウスもたくさんあって、毎日のように世界中から有名アーティストが数多く集まる、音楽が盛んな都市なんです!
今回はそんなトロントでぜひ抑えておきたいコンサート会場13カ所を、規模・ジャンルに関わらずピックアップしてご紹介します!
目次
- 1. スコシアバンク・アリーナ(Scotiabank Arena)
- 2. ロジャーズ・センター(Rogers Centre)
- 3. ダンフォース・ミュージック・ホール(Danforth Music Hall)
- 4. バドワイザー・ステージ(Budweiser Stage)
- 5. マッセイ・ホール(Massey Hall)
- 6. ロイ・トムソン・ホール(Roy Thomson Hall)
- 7. ホースシュー・タバーン(Horseshoe Tavern)
- 8. エル・モカンボ(El Mocambo)
- 9. リーズ・パレス(Lee’s Palace)
- 10. レベル(Rebel)
- 11. モッド・クラブ・シアター(Mod Club Theatre)
- 12. フェニックス・コンサート・シアター(Phoenix Concert Theatre)
- 13. ザ・レックス(The Rex Jazz & Blues Bar)
1. スコシアバンク・アリーナ
(Scotiabank Arena)
photo from Scotiabank Arena
トロントを代表する大規模コンサート会場の一つといえば、スコシアバンク・アリーナです!
メインとしてはNHLホッケーリーグやNBAバスケットボールなどのスポーツ会場として使われることが多いです。
コンサートでの収容人数は19,800人で、ベテランアーティストから今大人気の若手ーティストまで、多くの観客動員数が見込まれる有名アーティストのコンサートが行われます!
photo from Scotiabank Arena
2020年現在、エルトン・ジョンやジャネット・ジャクソンのコンサートが開催されます。
チケットも$100〜$400前後と高めです。
2. ロジャーズ・センター
(Rogers Centre)
photo from José Gonzalez via toronto.com
トロント・ブルージェイズの本拠地として知られるロジャーズ・センターは、スコシアバンク・アリーナ同様、大規模なコンサートが行われる会場の一つで、5万人もの観客を収容できます。
photo from Rogers Centre
スコシアバンク・アリーナに比べてコンサートが行われる頻度は少ないですが、過去にはU2やボン・ジョヴィ、ローリング・ストーンズなどのビッグアーティストが公演を行っています。
3. ダンフォース・ミュージック・ホール
(Danforth Music Hall)
photo from Skeezix1000 via Wikimedia Commons
TTCブロア・ライン、ブロードビュー駅の近く、グリークタウンにあるライブハウスです。
1919年に建てられ、1985年にオンタリオ歴史的建造物に指定された、非常に価値のある建物なんです。
1500人ほど収容可能な、観客が間近で演奏を楽しめる比較的小さなライブハウスにも関わらず、過去にはポリス、ジェームズ・ブラウン、ラモーンズなど、伝説的なアーティストがパフォーマンスを行ったことで知られています。
photo from Danforth Music Hall
現在でもカナダのローカルアーティストや世界的有名アーティストがトロント公演を行う際の主要なコンサート会場の一つになっています。
4. バドワイザー・ステージ
(Budweiser Stage)
photo from @budweiserstage via Instagram
オンタリオプレイスにある野外音楽ステージ。2017年まではモルソン・アンフィシアターとして知られていました。
ロック、ポップ、カントリー、ジャズなど様々なジャンルのコンサートを開催しています。
photo from @budweiserstage via Instagram
16,000人もの観客を収容できる大規模な会場で、夏から秋にかけてのコンサートシーズンではたくさんのビッグアーティストがパフォーマンスを行います!
5. マッセイ・ホール
(Massey Hall)
photo from The Corporation of Massey Hall & Roy Thomson Hall
125年以上もの歴史があるマッセイ・ホールは、ヤング&クイーン(Yonge & Queen)から北東にあるシャッター・ストリート&ヴィクトリア・ストリート(Shutter St. &Victoria St.)にあり、カナダ国定史跡に指定されています。
現在は2018年からの大規模な工事が行われており、2020年秋ごろに再オープンする予定とのこと。
photo from The Corporation of Massey Hall & Roy Thomson Hall
1894に建てられて以来、ウィンストン・チャーチルやダライ・ラマ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ボブ・ディラン、ボブ・マーリーなど多くの著名人やビッグアーティストがステージを飾っています。
6. ロイ・トムソン・ホール
(Roy Thomson Hall)
photo from The Corporation of Massey Hall & Roy Thomson Hall
ロイ・トムソン・ホールは、セント・アンドリュー駅から直結の特徴的な見た目の建物で、トロント交響楽団と、トロント・メンデルスゾーン合唱団の本拠地です。
photo from The Corporation of Massey Hall & Roy Thomson Hall.
2630席のシアターで、オペラやオーケストラなどのクラシック音楽が楽しめます。
7. ホースシュー・タバーン
(Horseshoe Tavern)
photo from Horseshoe Tavern via Facebook
クイーン・ストリートとスパダイナ・アベニュー(Queen St. & Spadina Ave.)の交差点にあるバー。1947年にオープンした老舗です。
バーは2つのエリアに分かれており、フロントエリアはバーカウンター、ビリヤード台があり、隣り合ったA&Wのハンバーガーを直接注文できる小窓も付いています!
またバックエリアでは別のバーカウンター、テーブル、チェスのチェッカーボードを模した床があり、400人の観客を収容できるステージでは毎晩のようにパフォーマンスが行われます。
アーティストはカナダのローカルバンドが中心ですが、過去にはローリング・ストーンズ、ポリス、ラモーンズ、ブライアン・アダムス、フー・ファイターズなどがプレイしています!
8. エル・モカンボ
(El Mocambo)
photo from @theelmocambo via Instagram
ケンジントンマーケットの近く、スパダイナ&カレッジにあるライブハウス。
1940年代からトロントのミュージックシーンをリードしてきた老舗です。
ローリング・ストーンズがサプライズ・ショーを行ったことでも有名で、他にもマリリン・モンロー、ラモーンズ、スティーヴィー・レイヴォーン、ミート・ローフ、ジミ・ヘンドリックスなどなどそうそうたる伝説的ミュージシャンたちがパフォーマンスを行ったことでも知られています。
photo from @theelmocambo via Instagram
またこのライブハウスで録音された音源も多く残されています。
2014年に経営難のため閉店する予定でしたが、カナダのマーチャント・バンカー兼TVパーソナリティーのマイケル・ウェーカール氏(Michael Wekerle)に買収され、今年2020年に再オープンする予定です!待ち遠しいですね!
9. リーズ・パレス
(Lee’s Palace)
photo from EclecticEnnui via Wikimedia Commons
トロント大学からほど近い、ジ・アネックス(The Annex)にあるライブハウス。
建物は1階と2階に分かれており、1階には500人収容可能なライブハウス、2階にはダンス・ケイヴと呼ばれるダンスホールががあります。
photo from @leespalace via Instagram
演奏される主なジャンルはゴスパンク、モッズパンクなどパンク系が主で、インディーズ・ローカルバンドのパフォーマンスも多数行われます。
10. レベル
(Rebel)
photo from Toronto Star
レベル(旧ザ・ドックス・ナイトクラブ&コンサート・シアター または旧サウンドアカデミー)はトロントの南東、ポルソン・ピアー(旧ザ・ドックス(The Docks))にあるナイトクラブ/コンサート会場です。
メインルーム(収容人数2900人)、シティー・バー・ルーム(500人)、ノワール・ルーム(1800人)、パープル・ルーム(80人)の4つの部屋に分かれており、ロック、R&B、ヒップホップ、ハウスミュージックなど幅広いジャンルの国内・国外アーティストがパフォーマンスを行います。
photo from REBEL via Facebook
11. モッド・クラブ・シアター
(Mod Club Theatre)
photo from Mod Club Theatre via Facebook
リトル・イタリーにある収容人数600人のコンサート会場。
1999年に創業して以来、エイミー・ワインハウスやミューズなどの多くのイギリスのシンガーやバンドにスポットが当てられていましたが、2011年のヴァージン・モバイルが会場のスポンサーになって以降は、ロック、ポップス、エレクトロニック、ヒップホップなど幅広いジャンルのパフォーマンスが行われています。
photo from Mod Club Theatre
12. フェニックス・コンサート・シアター
(Phoenix Concert Theatre)
photo from SimonP via Wikimedia Commons
フェニックス・コンサート・シアターはシェボーン・ストリート(Sherbourne St.)、ウェルズリー(Wellesley St.)とカールトン(Carlton St.)のちょうど中間地点にあるナイトクラブ/コンサート会場です。
20フィート×30フィート(約6メートル×9メートル)もの大きさのステージがあるメインフロアには1350人の観客を収容でき、オルタナティブ・ロックやメタル系のパフォーマンスが行われることで知られています。
photo from @thephoenixtoronto via Instagram
またロックだけでなくヒップホップやエレクトロニック系など幅広いジャンルのパフォーマンスやダンスパーティーも行われます。
13. ザ・レックス
(The Rex Jazz & Blues Bar)
photo from The Rex Hotel Jazz & Blues Club
クイーン・ストリート・ウェスト(Queen St. W.)にある、ザ・レックス・ホテルと併設しているジャズバー。
毎年夏に開催される、トロント・ジャズ・フェスティバルの会場の一つにもなっているんです!
photo from The Rex Hotel Jazz & Blues Club
今までカート・エリングやジョシュア・レッドマンなど多くの国際的なジャズ・プレイヤーたちがパフォーマンスを行っています。
美味しいビールやお食事をいただきながら、ジャズの生演奏がたっぷり楽しめますよ〜!
以上、トロントのコンサート会場13ヶ所をご紹介しました。
トロントではライブハウスだけでなく、バーの中でもパフォーマンスが行われたり、ジャスティン・ビーバーやショーン・メンデスなど、トロント出身の有名アーティストもたくさんいたりで、音楽が非常に盛んな都市であることを実感させられますよね。
また、小さなライブハウスにも関わらず大物ミュージシャンが多数パフォーマンスを行うという点でも興奮しますよね!
みなさんもトロントにあるたくさんのコンサート会場で、世界的有名アーティストのパフォーマンスを鑑賞してみませんか?