トロントのケンジントン・マーケットは、カフェやレストラン、ベーカリーやテイクアウトのB級グルメに出会える、地元の人や観光客に人気のエリアです。
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多文化がミックスした、トロントの食文化が詰まっている場所と言っても過言ではありません。
ちなみに、ケンジントン・マーケット内には、果物や果物、肉や魚など新鮮な食材を売るお店が点在。
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LTスタッフがケンジントン・マーケットにお店を構える飲食店のオーナー何人かに「なぜ同地にお店を開いたのか」を聞いたところ、「新鮮な食材がすぐに手に入るから」ということが理由の1つでした!
そんな理由もあって、ケンジントン・マーケットには次々と新しいスタイルのお店がオープンしています!
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今回は、通算100回以上は同エリアを訪れているトロント在住のLTスタッフが、ケンジントン・マーケットで人気の定番のお店から、ニューオープンのお店まで、ケンジントングルメをたっぷりとご紹介します。
目次
LTスタッフが推薦するケンジントングルメ4選!
まずはLTスタッフがケンジントン・マーケットに通い詰めて選んだ、おすすめグルメ4選から。
セヴン・ライヴズ(Seven Lives)のタコス
シーフードを使った本格的なバハ・スタイル(メキシコ北部バハ・カリフォルニア州式のこと)のタコスが食べられるセヴン・ライヴズ。中でもおすすめなのが「バハ・フィッシュ」で、カリッと揚がったハドック(コダラ)のフライが乗っています。タコを使った「プルポ・ア・ラ・メキシカーナ」も絶品ですよ。
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タコスはすべて6ドルで2つ入り。テーブル席と立ち食い用のカウンターがあるので、イートインも可能です。お店の前のベンチに座って食べることもできます。
アイタル・ヴァイタル(Ital Vital)のビーガン料理
アイタルフードとは、ラスタファリアンたちが食べる肉や魚を使わず、野菜やハーブだけを用いたビーガン料理のこと。アイタル・ヴァイタルでは、ジャマイカのラスタファリアンによる伝統的なアイタルフードが食べられます。
数種類のメニューの中から3種を選び、ジャマイカスタイルのライス&ビーンズかキノア、もしくはハーフ&ハーフの上に、具材をたっぷり乗せてくれます。さらに、付け合わせに焼いたプランテンとサラダも追加してくれますよ。特に大豆ミートのBBQ風は、濃厚な味付けが病みつきに!
かなりのボリュームがあるのに、これでたったの10ドル! イートインができるテーブルとカウンターがあり、野菜や果物を使ったフレッシュジュースも用意しています。
ノース・ポキ(North Poke)のポキ丼
マリネしたマグロやサーモン、タコを乗せて食べる、ハワイ流の海鮮丼「ポキ」。トロントでは数年前からブームとなり、多くの創作料理系レストランのメニューで見かけます。ここノース・ポキは2016年に秋にオープンして以来、ケンジントン・マーケットで人気のテイクアウト店の1つとして知られています。
カナダの名物サーモンを使った「モロカイ」や「シャック・スペシャル」などがおすすめ。イートインできるカウンター席も用意してありますよ。
オットーズ・ベルリン・ドネル(Otto’s Berlin Döner)のドネルサンドイッチ
ベルリンスタイルの、ドネルサンドイッチが食べられるお店です。ヴィール(仔牛肉)とラムを使ったドネルほか「チキン・ドネル」などが定番。ほか、ベジタリアン向けのハルーミチーズを使った「ハルーミ・ドネル」や、ビーガン向けの「ゲミューゼ・ドネル」などがあります。
たっぷりの具材に、カリッとしたバンが相性抜群。ドイツビールが豊富に揃うのもポイント高し!
小腹が空いた時に!食べ歩きに最適なテイクアウトグルメ3選
ケンジントン・マーケットを散策している際に小腹が空いたら試して欲しい、テイクアウト系のグルメを紹介していきましょう。
パンチョズ・ベーカリー(Pancho’s Bakery)のチュロス
休日になると長蛇の列を作る、メキシカンスタイルのベーカリー、パンチョズ・ベーカリー。行列に並ぶ人々のお目当は、揚げたてカリカリのチュロス! チュロスの中にチョコレートかキャラメル、ストロベリーソースを注いでいただきます。そのまま何も入れずにプレーンで食べるのもお気に入りです。
チュロス生地にアイスクリームを乗せていただく「チュロ・コーン」も人気メニューの1つ。甘いものに目がないという人はぜひお試しあれ。
ゴールデン・パティ(Golden Patty)のジャマイカンパティ
焼きたてのパンや、ブラウニーなどの焼き菓子を売るジャマイカン・ベーカリーのゴールデン・パティ。お手ごろの値段でペイストリーが買えます。中でも人気なのが、ジャマイカのスナックとして知られるジャマイカンパティ。
「ビーフ・パティ」ほか、ベジタリアン向けの「ベジタブル・パティ」、ジャマイカの名物アキー&ソルトフィッシュを使ったパティもあり。パティのほか、ジャークチキンサンドイッチもおすすめの一品です。
ブラックバード・ベイキング(Blackbird Baking Co.)のローマ風ピザ
ケンジントン・マーケットで人気のパン屋さんと言えばこちら、ブラックバード・ベイキング。バゲットやクロワッサン、サワードウ・ブレッドやフォカッチャなどの焼きたてパンが買えます。
ここでのおすすめは、ランチタイムになるとすぐに売り切れてしまうローマスタイルのピザ。四角いパンの生地の上にチーズやバジル、ハーブなどの具材がたっぷり乗っています。温めてから提供してくれるのもポイントが高いです!
ゆっくり食べたい!イートインができるおすすめレストラン3店
ケンジントン・マーケットのグルメと言えば、B級グルメやテイクアウトの食べ歩きが注目されがちですが、きちんと座って食べられるレストランもたくさんあるんです。
コス・レストラン(Kos Restaurant)
ケンジントン・マーケットで定番のブランチを食べるのにおすすめなのが、コス・レストラン。昔ながらのオール・デイ・ブレックファストが食べられます。
中でもエッグベニー(エッグベネディクト)は絶品で、付け合せのマッシュドポテトも含めて文句のつけようがありません。
夏の間はパティオもオープンしています。ブランチ向けのカクテルなどもあるので、休日の昼間にとっておきの時間を過ごしてみては。
ピッツァリア・ヴィア・メルカンティ(Pizzeria Via Mercanti)
ナポリ風のピザが食べられるレストランです。2018年にオンタリオ州のイタリアン商工会ICCOにて、投票でナンバーワンピザに選出されました。ほか地元メディアなどでベストピザの1つに選ばれています。
もちろんピザのほかにも、アランチーニやカプレーゼなど、オーセンティックなイタリアン料理を、豊富なワインと一緒にを楽しめますよ。
チベット・カフェ・アンド・バー(Tibet Cafe and Bar)
チベット料理をリーズナブルな値段で味わえる、小ぢんまりとしたカフェ&レストランです。人気メニューは手作りのチベット風餃子「モモ」。ビーフ、チキン、ベジタブルの3種類があり、8個入りでサラダも付いてきます。
チベットのスープ、トゥクパなどもおすすめ。フレッシュジュースも提供していてこちらも人気。夏場はパティオで食事を楽しんで憩いのひとときを。
ケンジントン・マーケットのお気に入りグルメを見つけよう!
ケンジントン・マーケットのおすすめグルメ、いかがでしたか? 今回紹介したのはほんの一部で、まだまだたくさん美味しいものがありますよ!
いろんなお店に足を運んでみて、ぜひあなただけのお気に入りのグルメを見つけてくださいね。