トロント復興の兆し!2022年ホリデーシーズンの歩行者通行量がコロナ禍前を上回る

  

2019年のコロナ禍の始まりからトロントでは行動制限など数々の挑戦がありましたが、2022年のホリデーシーズンは、街にかなり活気が戻ってきたことを示す嬉しいニュースが届きました!

Downtown Yonge BIAが発表したQ4 2022 Economic Newsletterによると、トロントのDowntown Yonge 周辺の歩行者通行量は、ホリデーシーズンに印象的な数字で上昇を続けたとのことです。

Downtown Yonge BIAのデータによると、2022年12月23日~2023年1月2日の間、ダウンタウン区間では170万人を超える歩行者がカウントされました。

これは前年比(2021年)39%増であり、さらにトロントでパンデミックが起きる前の2019年ホリデーシーズンの記録をも11%上回っていることが明らかになりました。

つまり2022年のホリデーシーズンは、パンデミック前の人混みよりもさらに多い人混みになっていたということですね!

また、2022年12月26日のボクシングデーにヤングストリートを訪れたのは16万人以上で、これは2019年の歩行者通行量に比べて19%増!

さらに大晦日の12月31日には、2019年に比べて23%増加したとのことです。

Downtown Yonge BIAのエグゼクティブ・ディレクターである Pauline Larsen 氏は、「経済の回復は直線的なものではありませんが、肯定的なフィードバックを得ていることは間違いありません。このデータを見て、とても嬉しく思いました。」と述べています。

また、「人々が外に出て直接お店で買い物をすることができるようになったのは、ここ数年で初めてのホリデーシーズンだと思います。外出したり、外出したいという欲求が非常に強かったのではないかと思います。」と語っています。

ということで、トロントのダウンタウンに活気が戻ってきていることが分かるデータをご紹介しました。歩行者通行量は2022年に着実に改善しているとのことなので、コロナ禍が始まった頃の状況を思うと、なんだか嬉しくなりますよね。

ちなみに、Downtown Yonge BIAのニュースレターによると、近隣の支出が2022年の最初の8か月にわたって着実に増加し、訪問者、買い物客、従業員、学生などのリターンを示しているとのことですよ。ただ、2022年11月時点でオフィスの稼働率は36%となっているようです。

2023年は、観光客の増加もより一層期待したいですね。今後さらにトロント全体に活気が戻ることを願いましょう。

Downtown Yonge BIA
Q4 2022 Economic Newsletter

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