12月中旬から。カナダ・オンタリオ州、Covid-19ブースター接種の対象が50歳以上に

  

12月に入り、オンタリオ州では12歳以上のワクチン接種対象者の90%以上が少なくても1回のワクチン接種を受けたことが発表されました。

また、1,100万人以上のオンタリアンが完全にワクチンを接種しているとのことです。

さらにオンタリオ州では、今まで2,300万回以上のCOVID-19ワクチンが投与されていて、毎日数千回のワクチンが投与されています。

そんな中、オンタリオ州政府は保健医官と協議して、COVID-19ワクチンブースター接種の適格性を「50歳以上のオンタリオ州民」および「追加のハイリスクな個人」に拡大することを発表しました。

2021年12月13日(月)午前8時から、50歳以上の個人はCOVID-19ワクチン接種ポータルを通じて、ブースター接種の予約をスケジュールする資格があります。または、州のワクチンコンタクトセンターに電話したり、一部の薬局などでも可能とのことです。

州政府によると、ブースター接種の予約は2回目の接種から約6カ月後(168日)となり、自身がブースター接種の対象になったら、なるべく早めに接種することを推奨しています。

さらに、COVID-19による重篤な病気のリスクが高いため、透析(血液透析または腹膜透析)を受けた個人は一般よりも早く、2回目の接種から56日が経過している場合3回目のCOVID-19ワクチンの接種を受ける資格があります。

もう一方で、オンタリオ州は来年1月より、年齢とリスクを考慮してブースター接種の適格性を拡大する予定です。

ちなみに、アストラゼネカワクチンを2回接種してから or ヤンセンワクチン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)を1回接種してから少なくとも6か月が経過している場合もブースター接種の資格があるので、対象となる方は確認してみてください。

最後になりますが、カナダ副首相兼保健大臣のクリスティン・エリオット氏は、

「オミクロン株について私たちが学んだことに関係なく、オンタリオ州は州民の健康と安全を守るためにあらゆるシナリオに迅速に対応する準備ができています」 「ワクチンは引き続きCOVID-19に対する最善の防御策であり、資格が得られたらすぐに1回目、2回目、または追加免疫を予約することをお勧めします。」と述べています。

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