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【動画あり】東京オリンピック2020で金メダルに輝いたカナダのアスリート7組まとめ

  

2021年8月8日、東京オリンピックの閉会式が行われました。

LifeTorontoスタッフは個人的にオリンピックをリアルタイムで追えなかったものの、オリンピック関連のニュースを見るたびに元気や感動をもらっていました。(サッカー女子決勝のPK戦の映像に不覚にも涙)

そして東京オリンピックでカナダは、金メダル×7、銀メダル×6、銅メダル×11を獲得。

合計で24のメダルを獲得したわけですが、これは1984年のロサンゼルスオリンピック以来の獲得数となります。(おめでとうございます!)

そこで今回は、「もう一度写真や動画で振り返りたい」という人や「あまりオリンピックを追ってこなかったけど、最近友達や同僚との話題についていけない・・・」という人にも向けて、改めて一体どの競技でカナダが金メダルを獲得したのかをまとめて紹介したいと思います。

優勝が決まったときの様子を捉えているCBCの動画も併せて紹介するので、ぜひ金メダル獲得の瞬間を見てみてください。


 

1.種目:女子100mバタフライ·競泳

マーガレット・マクニール(Margaret Mac Neil)

カナダの選手で最初に金メダルを手にしたのは、女子100mバタフライ·競泳のマーガレット・マクニール選手です。(出身は中国で居住地はオンタリオ州ロンドン)

コンタクトを着用していないため、ゴールしても金メダルを獲ったことが一瞬分からず、目を細めた後「OMG」と口にしたのが話題になりました。

マーガレット・マクニール選手が目を細めていた写真は、memeとしてオンラインで急速に広がったことも記憶に新しいです。

選手プロフィール
Margaret Mac Neil

 

2.種目:女子64kg級·重量挙げ

モード・シャロン(Maude Charron)

女子64kg級·重量挙げ(バーベルを両手で頭上に持ち上げて重さを競うスポーツ)に出場したモード・シャロン選手はケベック州出身の1993年生まれ。

「スナッチ」(地面からバーベルを頭上へ一気に引き上げ立ち上がる)では105kg、「クリーン&ジャーク」(地面からバーベルを肩まで引き上げて立ち上がり、次に全身の反動を使って一挙動で頭上へ持ち上げる)では131kgを持ち上げ、カナダにとって2枚目の金メダルとなりました。

最後の勝利の叫びと涙を見せた姿に心を打たれた方も多いのではないでしょうか?

選手プロフィール
Maude Charron

 

3.種目:ボート 女子エイト

リサ・ロマン(Lisa Roman), カシア・グルチャラ・ウェシエルスキー(Kasia Gruchalla-Wesierski), クリスティン・ローパー(Christine Roper), アンドレア・プロスク(Andrea Proske), スーザン・グレインジャー(Susanne Grainger), マディソン・メーリー(Madison Mailey), シドニー・ペーン(Sydney Payne), アバロン・ワストニー(Avalon Wasteneys), クリステン・キット(Kristen Kit)

ボート競技の女子エイトでカナダが金メダルを獲得しました。(会場は海の森水上競技場)タイムは5:59.13で、2位のニュージーランドを0.91秒上回って金メダルを獲得しました。

この競技で金メダルを獲得したのは、なんと1992年のバルセロナオリンピック以来29年ぶり!

選手プロフィール
漕手8人の他に舵手(コックス)が乗るため9人となります。
Lisa Roman
Kasia Gruchalla-Wesierski
Christine Roper
Andrea Proske
Susanne Grainger
Madison Mailey
Sydney Payne
Avalon Wasteneys
Kristen Kit

 

4.種目:陸上 男子200m

アンドレ・ドグラス(Andre De Grasse)

カナダ・オンタリオ州出身、カナダの陸上競技短距離のアンドレ・ドグラス選手が、陸上男子200メートル決勝で国内新記録となる19秒62で金メダルを獲得。2016年のリオデジャネイロのオリンピックでは同種目で銀メダルだったので、前回を超える成果を見せてくれました。

ちなみに男子200mでは、カナダ人として1928年アムステルダムオリンピック以来の金メダルとなったことでも話題になりました。

選手プロフィール
Andre De Grasse

 

5.種目:陸上男子 十種競技

ダミアン・ワーナー(Damian Warner)

2日間にわたり開催された陸上の男子十種競技。その名の通り、十種の種目を行って記録を得点に換算、合計得点で競う陸上競技で、優勝者はキング・オブ・アスリートと呼ばれます。

そんな最も過酷な競技の一つといわれる十種競技で金メダルに輝いたのは、カナダ・オンタリオ州ロンドン出身のダミアン・ワーナー選手でした。今回、自身初の9018点での初優勝!オリンピックレコードも樹立しました。

選手プロフィール
Damian Warner

 

6.種目:女子サッカー

ステファニー・ラビー(Stephanie Labbé), アリシャ・チャップマン(Allysha Chapman), カディーシャ・ブキャナン(Kadeisha Buchanan), シェリナ・ザドースキー(Shelina Zadorsky), クイン(Quinn), ディアン・ローズ(Deanne Rose), ジュリア・グロッソ(Julia Grosso), ジェード・リビエール(Jayde Riviere), アドリアナ・レオン(Adriana Leon), アシュリー・ローレンス(Ashley Lawrence), デジレー・スコット(Desiree Scott), クリスティン・シンクレア(Christine Sinclair), エーブリヌ・ビエンス(Evelyne Viens), バネッサ・ジル(Vanessa Gilles), ニシェル・プリンス(Nichelle Prince), ジャニン・ベッキー(Janine Beckie), ジェシー・フレミング(Jessie Fleming), ケーレン・シェリダン(Kailen Sheridan), ジョーディン・ハイテマ(Jordyn Huitema), ソフィー・シュミット(Sophie Schmidt), ガブリエル・カルレ(Gabrielle Carle), エリン・マクラウド(Erin McLeod)

横浜国際総合競技場で東京五輪の女子サッカー決勝(カナダ V.S. スウェーデン)が行われました。
試合は1対1で延長戦にもつれ込み、PK戦を経て、カナダが初の金メダルを獲得!

見事な防御を見せたゴールキーパーのステファニー・ラビー選手ですが、誰かが wikipedia のポジション欄を「National Minister of Defence」に書き換えたこともニュースとなりました。 

 

7.種目:女子スプリント

ケルシー・ミッチェル(Kelsey Mitchell)

自転車競技の女子スプリントでは、マニトバ州出身のケルシー・ミッチェル選手が見事金メダルを獲得。優勝後にボーイフレンドであるHugo Barrette選手と抱き合う姿も印象的でした。

現在27歳ケルシー・ミッチェル選手ですが、なんと選手発掘事業をきっかけに23歳から競技を始めたとのこと!

選手プロフィール
Kelsey Mitchell

 

パラリンピック開幕は8月24日

いかがでしたか?ちなみに日本は、アメリカ、中国に次いで合計58のメダルを獲得していますよ。(金×27、銀×14、銅×17)

また、パラリンピックの開幕は8月24日からとなっているので、引き続き注目です。

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