カナダ保健省が承認した米モデルナ製Covid-19ワクチンが初めてカナダに到着

  

本日12月24日(木)、カナダにモデルナ(Moderna)製のCovid-19ワクチンが初めて到着しました。

 

ファイザー製に続きカナダで2番目に承認されたワクチン。モデルナ製Covid-19ワクチンがカナダに初めて到着

クリスマス目前となる12月24日(木)、米モデルナ製のCovid-19ワクチンがカナダに初めて到着しました。

到着したのはトロントのピアソン国際空港で、カナダ保健省(Health Canada)が18歳以上の人がこのワクチンが利用できるように承認してから次の日に起きた出来事となりました。

今回のワクチンは、12月末までにカナダに届く予定の 168,000回分の一部となっていて、カナダはモデルナ社から合計4,000万回分のワクチンを将来的に受け取る予定です。

今回到着したワクチンは、ロジスティクス会社 Innomar によって少量に再パッケージされ、来週には州と準州に配布されます。

ファイザー社のワクチンは安定性を維持するために-70℃で保存する必要がありますが、モデルナ社のワクチンは通常の冷凍庫温度で保存できるため、モデルナ社のワクチンはファイザー社のものより出荷と保管がより簡単といえます。

今回の承認と到着によって、今後カナダ北部や遠隔地に暮らす人、先住民コミュニティでワクチン接種をスタートできる道が開かれました。

 

2021年9月までにカナダに住む全ての人がCovid-19ワクチンの予防接種ができる見込み

ということで、ジャスティントルドー首相は水曜日に「カナダは2021年1月末までにファイザー社とモデルナ社のワクチンを120万回分受け取る予定である」と語っていたので、今後もさらにより多くの人がワクチンを接種できるようになります。

また、CBCのこちらの記事にもありますが、カナダはファイザー社のワクチンを2,000万回分モデルナ社のワクチンを4,000万回分を受け取る契約を締結していて、2021年9月までにカナダに住む全ての人が予防接種できると見込まれています。

ジャスティントルドー首相は自身のTwitterで「これは私たちの全国的なワクチン展開におけるもう1つの大きなステップです。」と語っていました。

また、「このワクチンはもし今あなたが新型コロナウイルスに感染した場合は助けになりません。だからマスクを着用しましょう、手を洗いましょう、そして集まりを避けてください。」と呼びかけています。

今後も引き続き公衆衛生のルールを守って、安全第一に生活しましょう。

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