ダウンタウンの散策時や、仕事や学校の際のお昼休みにランチするのに便利なのが、あらゆる種類のお店の中から選んで好きなものを食べられる、フードコートのご飯です。

特に1人で食事をする場合、レストランは入りにくかったりする上でに、食事代も嵩んでしまいますよね。あとは、ランチタイムの時間があまりない時にサクッと食事を済ませたいときにも、フードコートは最適の場所です。

フードコートの食事だと思って侮ることなかれ。安くて美味しい定番ファーストフードはもちろん、最近ではおしゃれでヘルシーなお店や、人気シェフのレストランのお店までがフードコートに進出していますよ。

本記事では、そんなトロントのダウンタウンにあるフードコートを、オフィス街やショッピングモールにある巨大なものから、スタイリッシュな新鋭まで7スポットを紹介していきましょう。

1. アセンブリー・シェフズ・ホール（Assembly Chef’s Halls）

photo from Assembly Chef’s Hall on Facebook

感度の高いレストランやバー、カフェが並ぶファイナンシャル・ディストリクト（金融街）にあるフードコートです。アセンブリー・シェフズ・ホールでは、トロントのレストランやカフェの中から、選りすぐりを17店集めたとっておきのフードコートなんです。

アメリカン・バーベキューの店「チェリー・ストリート・バーベキュー（Cherry Street Bar-B-Que）」や、有名シェフのニック・リュウお店「ダイロ（DaiLo）」、トロントで人気のタイ料理店カオサン・ロードのシェフによる「リトル・カオ（Little Khao）」、さらに「ラーメン 一心（Ramen Isshin）」まで、トロントの旬な多国籍グルメが勢揃いしていますよ。

photo from Little Khao on Instagram

2. ザ・ビレッジ・バイ・ザ・グランジ（The Village by the Grange）

photo from Steve Harris on Flickr

オンタリオ美術館やトロントの美術大学OCADの近くにある、1970年代から続く昔ながらのフードコートです。入り口にはカラフルな世界地図が見られる通り、コリアン、ジャマイカン、メキシカン、そして日本食などトロントらしい多国籍なお店が揃っているのが特徴です。

蒸しパンを使ったサンドイッチや餃子が食べられる「ミーン・バオ（Mean Bao）」や、肉じゃがやうどん、たこ焼きなどの日本食が店名の通りお腹いっぱい食べられる「マンプク・ジャパニーズ・イータリー（Manpuku Japanese Eatery）」、韓国の食材を織り交ぜて作るブリトーやケサディーヤを提供する「フィエスタ・ブリトー（Fiesta Burrito）」など、選択肢の多さに目移りしてしまいます。

photo from Mean Bao on Instagram

3. コマース・コート・フード・コート（Commerce Court Food Court）

photo from Commerce Court Food Court

2016年にリニューアルをして以来、モダンな佇まいに生まれ変わったフードコートです。オールド・トロントの中心にあり、オフィス街の人々でいつも活気を見せてますよ。

フィッシュサンドウィッチが人気の「バスターズ・シー・コーブ（Buster’s Sea Cove）」や、植物性の食材のみを使ったレストラン「コッパー・ブランチ（Copper Branch）」、栄養バランスに配慮したレシピでメニューを開発する「ガーデン・ギャングスタ（Garden Gangsters）」など、忙しく働くオフィス街の人たちの食生活を充実させています。

photo from Copper Branch on Instagram

4. アーバン・イータリー・アット・イートン・センター（Urban Eatery at Eaton Centre）

photo from Eaton Centre on Facebook

トロントのダンダス・スクエアにある、ワンブロックに渡る巨大なショッピングモール、イートン・センターの地下に広がるフードコートです。モールと同様にフードコートの規模も巨大で、トロントの街角で見かける定番のファーストフード店は、ほぼ網羅していると思います！

ピザのファーストフード店「スバーロ（Sbarro）」や、ハムやチーズを使った食事用のクレープや甘いデザート用クレープが食べられる「クレープ・デリシャス（Crepe Delicious）」ほか、カナダ全土に店舗を持つ韓国料理のお店「コリョ・コリアン・BBQ（Koryo Korean BBQ）」などが入っています。

photo from Crepe Delicious on Instagram

5. ファースト・カナディアン・プレイス（First Canadian Place）

photo from First Canadian Place on Instagram

高さ298メートル、アンテナを含むと355メートルの超高層ビル「ファースト・カナディアン・プレイス」は、トロントで最も高い商業ビルです。フードコードがある地下のコンコースフロアは、トロントの巨大な地下街、パス（PATH）と直結しています。

ビルの高さに比例して、地下に広がるコンコースフロアの規模もかなり大きいです。イタリアンサンドウィッチが人気の「ピザ・マナ（Piazza Manna）」や、パッタイやカオ・ソーイなどの本格タイ料理を手軽に食べられる「Thai Island（タイ・アイランド）」といった各国のグルメ以外に、「バーガーキング（Burger King）」などのアメリカンファーストフードも揃っています。

photo from Piazza Manna on Instagram

6. マルシェ・モーベンピック（Marché Mövenpick）

photo from Marché Mövenpick Canada on Instagram

ブルックフィールド・プレイスの地上階にあるマルシェ（市場）形式のフードコートで、エリア内では食材と一緒にテイクアウト用の手料理を販売しています。慌ただしいランチタイムの時間に、少しだけ日常から離れて過ごして欲しいという思いが込められています。

農家から仕入れたナチュラルな素材を可能な限り使っていて、その食材を目の前で調理をしてくれますよ。シーフードやピザ、ハンバーガーほか、季節の旬な素材を使ったメニューまで、丁寧にきちんと作られた手料理をお楽しみあれ。

photo from Marché Mövenpick Canada on Instagram

7. ザ・アネックス・フード・ホール（The Annex Food Hall）

photo from The Annex Food Hall on Instagram

2019年の1月にオープンしたザ・アネックス・フード・ホールは、トロント市内で人気の数店舗を集めた新しいタイプのフードコートで、店内にはバーも併設されています。

ワッフルやパンケーキ、エッグ・ベネディクトなどのブランチメニューが人気の「ラモーナズ・キッチン（Ramona’s Kitchen）」、ボリューム満点のフライドチキン・サンドウィッチが名物の「PG・クルックズ（PG Cluck’s）」など、トロントのフーディーたちの胃袋をつかむ話題のグルメばかりを集めていますよ。

photo from PG Clucks on Facebook

トロントのグルメが一堂に会するフードコートは、話題のレストランや今まで気になっていたけど入る機会がなかったテイクアウト店のメニューを、手軽に試すことができるのがポイントですね！

安くて美味しい、手軽に食べられるフードコートのグルメの中から、ぜひお気に入りの店を見つけてくださいね。