真実（The Truth）

Courtesy of TIFF

第76回ヴェネツィア国際映画祭にて、日本人監督として初のオープニング作品に選ばれた作品。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭の最高賞に当たるパルム・ドール賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞にもノミネートを果たした、是枝裕和監督による国際共同製作映画です。国民的大女優が真実を綴った自伝本を出版したことから、家族の間に愛憎渦巻く混乱があらわになっていくという人間ドラマです。

旅のおわり世界のはじまり（To the Ends of the Earth）

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前田敦子が主人公を演じる、日本とウズベキスタン、カタールの合作映画です。主人公であるバラエティ番組のリポーター葉子が、巨大な湖に棲む“幻の怪魚”を探すロケのためにウズベキスタンを訪れる物語です。最初は楽しむ余裕が無かったものの現地の人々と交流し、新しい世界を開いて成長していく様を描いています。シルクロードの美しい風景とともにロードームービーとして楽しめる要素が満載ですよ。

天気の子（Weathering With You）

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前作『君の名は。』が世界的に大ヒットしたことが記憶に新しい、新海誠監督による3年ぶりのアニメーション映画です。今作は家出高校生と不思議な力を持つ少女が、生き方を模索していくファンタジー作品で、東京の見覚えのある風景がたくさん出てきます。スペシャル・プレゼンテーション部門へ出品する同作は観客賞の選考対象にもなっているので、注目度が高まっていますよ。

37 Seconds

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脳性麻痺の主人公、貴田夢馬の成長を描くストーリーです。ゴーストライターとして働く23歳の夢馬は、親切だが過保護な母親から逃れるためにエロ漫画のイラストを描き始め、性的な目覚めと自己発見を経てエンパワーメントを高めていきます。2011年に短編映画『Tsuyako』で高い評価を得たHIKARI監督による初の長編映画脚本で、本作はベルリン国際映画祭のパノラマ部門にて新人賞（GWFF Best First Feature Award）を獲得しました。

初恋（First Love）

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バイオレンスアクションを中心に多作を極める三池崇史監督による初のオリジナル脚本、そして初のラブストーリー映画『初恋』。日本で2020年2月に全国公開となる本作は、今年のカンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、ワールドプレミア上映が行われました。9月27日から日本に先駆けて全米公開が決定している話題作で、トロント国際映画祭にはミッドナイト・マッドネス部門への出品となります。

Amusement Ride

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世界各国の映画祭でキュレーターを務めるほか、クアラルンプール実験映画祭の設立に携わった映像作家の西川智也による6分間のショートフィルム作品。横浜市のランドマークである大観覧車、コスモクロック21の内部から望遠レンズを用いて撮影を行った、エクスペリメンタルフィルムです。合計6名の映像作家による作品が見られる＜WAVELENGTHS 2: SUN RAVE＞にて上映されます。

トロント国際映画祭のチケットは間もなく発売開始！

チケットの一般発売は9月2日の10:00からとなっています。チケットはすべて公式サイト経由で、チケットマスターから購入可能ですが、会員やパトロン限定の前売りチケットの段階で売り切れてしまっている可能性もあります。

見たい映画のチケットは、なるべく早くおさえて2019年のトロント国際映画祭を楽しんでくださいね！

※本記事で紹介した映画の上映日時や場所は、変更の可能性もありますので、必ずTIFF公式サイトをご確認ください。