(PR記事)AIG損保の海外旅行・海外留学保険の魅力まとめ10
トロントに滞在していると、旅行や仕事でアメリカに行く方も多いのではないでしょうか。
もしくは、カナダへ入国する際、または日本へ帰国する際、アメリカの都市を経由するという方も多いかもしれません。
飛行機でラスベガスやロサンゼルス、シカゴなどに行ったり、バスや車でニューヨークに行ったり・・・
日本から行くよりもずっと近くて安く行けるだけに、気軽に行けるのも大きな魅力ですよね。
【保存版!費用&目的別!トロントからニューヨークへの行き方】
しかし、ビザなどの手続き不要で入国できる国とは違い、アメリカへの入国には必要な申請手続きがいくつかあります。
せっかくアメリカに到着したのに、不備があって入国出来ない・・・という事態だけは避けたいものです。
今回はアメリカへ飛行機でアメリカへ行く場合に必要な手続き、特に空路で入国する際に必要なESTAという電子渡航認証システムの登録方法と、陸路で入国する際に必要なI-94Wなどその他の手続きについてご紹介します。
詳しくは在日米国大使館のページ等をご覧の上、お問い合わせ下さい。
目次
空路でアメリカへ入国する場合
アメリカ出発前(最低72時間前)にESTAを必ず取得しよう!
日本人は、90日以内で観光または商用でアメリカに滞在する場合はビザは不要です。
その代わり、飛行機または船でアメリカに入る場合(アメリカへの旅行や、アメリカ経由でカナダに入国する場合も)は事前に、
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)という電子渡航認証システムで渡航許可をもらう必要があります。
ただし、これで自由にアメリカへ入国できるというわけではなく、ESTAを取得していてもアメリカ入国時には入国審査を受ける必要があります。
ESTAは許可を受けてから2年間有効となります。
ただし、ESTAの有効期間中にパスポートの有効期間が切れた場合は、新たにESTAを取得する必要があります。
また、ESTAは有効期間の延長や更新はできず、有効期間が切れたら新規で申請し直す必要があります。
このESTAの申請はオンラインで行います。
申請の際に必要なものは、パスポートとクレジットカードです。
また、申請にはUSD$14の手数料がかかります。
ESTAの申請手順を確認しよう!
②画面右上の言語一覧から「日本語」を選びます。
③「新規の申請」を選びます。
古いESTAの有効期限が切れる場合も、「新規の申請」から申請します。
④個人で申請される場合は「個人による申請」、ご家族など複数人数分を一度に申請する場合は「グループによる申請」を選択します。
⑤免責事項に関して、しっかりと読んだ上で「同意します」を選び、「次へ」を押して下さい。
⑥申請画面に従って申請内容を入力します。
入力の際の注意点は以下のとおりです。
・スペルミスや選択肢の誤りがないように入力して下さい。
・渡航情報は、すぐにアメリカに行く予定がない場合は空欄でかまいません。予定が決まっている場合は入力した方が良いです。
・質問1〜9はほとんどの方が該当しないと思うので「いいえ」を選びます。
※もちろん該当される項目がある方は「はい」を選んでください。
一番下、「権利の放棄」の画面では、上の「証明」のみチェックして下さい。
「次へ」を押すと確認画面に移ります。
⑦入力内容の確認をします
入力した内容に間違いがないかを確認します。
一番下の部分でパスポート番号、名字、国籍、生年月日をもう一度入力します。間違いのないように入力して下さい。
⑧申請状況の表示を確認
申請番号が表示されるので、この画面をプリントするかメモをするかして控えておきましょう。
免責事項にチェックを入れた後、右下の「今すぐ支払う」をクリックして下さい。
⑨クレジットカード情報を入力!
日本で発行されたカードもOK、JCBのカードも使えます。
右下の「続行」を押すと USD $14 が支払われ、即時に審査結果が出ます。
⑩渡航認証許可を確認!
無事に渡航認証許可が出ました!
アメリカの入国審査では見せる必要はありませんが、念のためプリントアウトして保存しておきましょう。
※認証が保留や拒否になった場合は、画面の指示に従って下さい。
陸路でアメリカへ入国する場合
陸路での入国にはI-94Wの記入が必要
日本人が短期間の観光のためにトロントから陸路でアメリカへ行く場合、例えば車やバスでニューヨークへ行く場合は、観光ビザやESTAの申請は不要ですが、その代わり、I-94Wという緑色の出入国カードを記入する必要があります。
なお、有効なESTAを既に取得している場合、I-94Wの記入は不要となっています。
I-94WはVisa Waiver Program(ビザ免除プログラム)が適用される国(日本もそうです)の旅行者用で、有効期間は90日です。
日本人観光客は大抵の場合ビザなしですのでI-94Wが使われますが、90日以上滞在したい場合はビザを取得してI-94をもらわなければいけません。(今回はこの説明は省略します)
審査官から出国時に返却について尋ねられることはほぼ無く、仮に返却し忘れても次回の入国時に問題なく入国はできます。
ただ、返却を忘れたことで、まれですが次回の入国時にトラブルとなるケースも報告されていますので、90日以内に再入国する予定がない場合は返却しておきましょう。
なお、I-94Wの記入方法は以下のとおりです。
①パスポートと同じ姓
②パスポートと同じ名前
③パスポートに記載されている生年月日 (日/月/年)
④パスポートに記載されている国籍を記入
国籍が日本ならJAPAN
⑤性別
(男性:MALE 女性:FEMALE)
⑥パスポート番号
⑦搭乗便名
陸路ですので「LAND」と記入します。
バスの運行番号などを調べる必要はありません。
⑧居住国
観光や短期留学でカナダに滞在しているのでしたら、JAPANで構いません。
ワーホリビザや学生ビザなどで長期滞在しているのでしたら、CANADAと記入しましょう。
⑨搭乗地の市名
市の名前を調べる必要はなく、「BORDER」と記入すれば大丈夫です。
⑩滞在先ホテル名
ホテル名を記入しますが、念のため住所もチェックしておいて下さい。
日帰りの場合は記入不要です。
⑪滞在先の市名と州名
SEATTLE, WA (WASHINGTON) などと記入します。
⑫質問事項
当てはまらない場合はいいえにチェックしましょう。
⑬パスポートと同じサイン
サインが漢字の場合は、漢字で記入します。
⑭カード記入日の日付
日/月/年の順番で記入します。
バスによるアメリカへの入国
photo from Coach Canada
バスでアメリカへ入国する場合も、国境でいったんバスを降り、荷物を持ってオフィスに入ります。
荷物をバスに置いていかないように、気をつけてください。
カナダの出国審査はなく、アメリカの入国審査のみ受けます。
有効なESTAを取得していない方は、審査官からI-94Wをもらって、記入します。
(ペンなどをあらかじめ用意しておきましょう!)
次に手荷物検査です。
毎回ではありませんが、手荷物検査がある場合があります。X線を通し、食べ物などがないか、質問に答えます。
入国審査では審査官にパスポートと申告書を見せます。
目的地や滞在日数など簡単な簡単な質問に答えた後、指紋登録をします。
これで入国審査終了です。アメリカ入国のスタンプを押してもらい、I-94Wの半券をパスポートにホチキス止めしてもらいます。アメリカを出国するまでなくさないよう気をつけましょう。
その後、手数料を支払います。
USD$6で、米ドルまたはクレジットカードで支払います。
カナダドルでは受け付けられないので注意して下さい!!
米ドルをあらかじめ用意しておいて下さい。
有効期間内のI-94Wをすでに持っている場合も同じように手荷物検査と入国審査がありますが、6ドルを再び払う必要はありません。
電車によるアメリカへの入国
鉄道を利用して、のんびりアメリカ旅行というのも趣があって楽しいですよね!
トロントからはユニオン駅からAmtrak、Via鉄道がニューヨークのペン駅行きの鉄道を運行しています。
国境では一旦降りて、入国審査を受けることになります。
余裕を持って発車1時間前には駅に着くようにしましょう。
カナダ入国にはeTAの取得もお忘れなく!
日本国籍を持つ人がカナダに空路(飛行機)で来る際、eTA(電子渡航認証)を事前にオンライン申請することが2016年3月15日より必須になりました。
LifeTorontoでは、eTAについても詳しく紹介していますので、是非ご参考に!
【日本語でやさしく解説】カナダ渡航前のeTA(電子渡航認証)申請のしかた