日本ではパックのお刺身が当たり前のように買えますが、ここトロントでは冷凍の魚がほとんどで、新鮮なお刺身用の魚を探すのも一苦労・・・。

お寿司屋さんはたくさんあるけれど、たまにはおうちでお刺身や海鮮丼を楽しみたい！と思ったこと、ありませんか？

そこで今回は、トロントにいながらにしてお刺身用にぴったりな生食用の魚が買えるお店を８店ご紹介します！

魚屋さんで見かけるSushi / Sashimi Gradeの意味

https://www.facebook.com/dianasseafood/photos/a.10155317715747187/10157070639967187/

お刺身用の魚には、必ず「スシ・グレード(Sushi Grade)」や「サシミ・グレード（Sashimi Grade)」といった表示がされています。

Sushi / Sashimi Gradeとは、政府によって明確に定義されたものではありませんが、新鮮で最高品質の魚に付けられるグレードとして知られています。

またオンタリオ政府は、^※生食用の魚を取り扱う場合、-20℃で7日間または-35℃で15時間冷凍することを法律で定めています。

食中毒のトラブルを避けるためにも、お刺身用の魚を購入する際にはSushi / Sashimi Gradeの表記はもちろん、改めて鮮度や寄生虫の有無を目視でよく確認してくださいね。

Sushi / Sashimi Gradeの魚が買えるお店

1. タローズ・フィッシュ
(Taro’s Fish)

photo from Taro’s Fish

トロントでお刺身を買うならまずここ！というぐらいおなじみの、日本人経営の魚屋さんです。

サケやマグロはもちろん、タイやヒラメ、タコ、イカ、ウニなど、お寿司やお刺身で食べられるおなじみの食材がそろっていますよ〜！

photo from @tarosfish via Instagram

もちろんお寿司やお刺身のパック・盛り合わせを日本と同じ感覚で購入でき、オンラインでも注文できます！

日本人経営のお店でないとなかなか買えない、大トロ・中トロなどのお刺身があるのも魅力！

6月には2号店となるマーカム店もオープンしました。

2. Jタウン・バイ・ザ・シー
(J-Town By The Sea)

photo from @j_town_by_the_sea via Instagram

日本人経営の魚屋さんといえばJタウンも負けていません！

Jタウン・バイ・ザ・シー(Jtown By the Sea)では日本から直送の新鮮な魚介類、お刺身やお寿司の盛り合わせを販売しています。

その他にも冷凍魚、おにぎり、お惣菜、和食にぴったりな食器類も販売しています。

3.サンコー
(Sanko)

photo from Sanko Trading Co. via Google

もう一つ忘れてはいけないのが、クイーン・ストリート・ウェスト＆バサースト・ストリート(Queen St. W. & Bathurst St.)の近くにある日本直輸入の雑貨や食料品を多数扱っている老舗、サンコーです。

こちらでもお刺身用の魚を買うことができます。

また手巻き寿司を作るのに欠かせない具材や巻きすも一通り揃っていて、さすがという感じです。

ダウンタウンなのでアクセスもしやすいです。

4. セント・ローレンス・マーケット
(St. Lawrence Market)

photo from @stlawrencemarket via Instagram

トロントの市場といえばセントローレンスマーケットですが、ここでも新鮮な魚が手に入ります。

お刺身やお寿司のパックなどはありませんが、Sushi / Sashimi Gradeのアトランティックサーモンやマグロなどを売っています。

photo from @stlawrencemarket via Instagram
↑殻付きウニも売ってますよ〜！

マーケット内には何軒か魚屋さんがあるので、比べてみてもいいかも。

5. ダイアナズ・シーフード
(Diana’s Seafood)

photo from Diana’s Seafood via Google

スカボローのローレンス・アベニュー・イーストとワーデン・アベニュー(Lawrence Ave. E. & Warden Ave.)にある魚屋さん。

個人経営の魚屋さんとしてはかなり有名なお店で、Sashimi Gradeの新鮮な魚やケース買いができるカキが充実しています。

お刺身用の魚介類もサケやマグロだけでなく、なんとシマアカエビ(Side Stripe Shrimp)と呼ばれる甘エビやウニも販売されています！

photo from Diana’s Seafood via Facebook

シマアカエビは解凍してお刺身として食べられます。魚のお刺身もいいけどエビ好き、ウニ好きにはたまらない品揃え！

6. ニューポート・フィッシュ・インポーターズ
(Newport Fish Importers)

photo from @newportfishimp via Instagram

ザ・ジャンクションの北、エグリントン・アベニュー(Eglinton Ave.)とセント・クレア・アベニュー(St. Clair Ave.)の間にあるアライアンス・ストリート(Aliance St.)にある魚屋さん。

ポルトガルを中心に、世界各国から様々な種類の新鮮な魚介類を輸入しています。

生食用のサケやマグロはもちろん、イカやタコ、ウナギ、カニなども販売。

自宅へのデリバリーも行っています。

また、系列店のニューポート・フィッシュ&シーフード(Newport Fish & Seafood)がデュポン・ストリート&ダッファリン・ストリート(Dupon St. & Dufferin St.)にあります。

7. ウォーター・フロント・シーフード・マーケット
(Waterfront Seafood Market)

photo from @waterfrontseafoodmarket via Instagram

ミシサガで新鮮なお刺身用の魚を買いたいときにはこのウォーター・フロント・シーフード・マーケットがおすすめです。

カナダ産Sushi Gradeのサーモン、フィジー産のSushi Gradeマグロなどの生食で食べられる魚のほか、アサリ、カキ、ホタテなどの貝類、エビやカニなどの甲殻類なども販売しています。

photo from Angelos Waterfront Market

また魚介類の味を引き立てる調味料や、パスタ、お米も販売しているので、シーフードパスタや手巻き寿司を作るときにいいですね。

希望者にはオイスターシャッキング（カキの殻剥き)のサービスも行っており、パーティーやイベントをするときに便利です。

8. ヤミー・マーケット
(Yummy Market)

https://www.facebook.com/YummyMarket/photos/a.330263777047771/386421111432037/

ご飯を入れた丼にこれでもかというほどイクラを入れて、イクラ丼を堪能したい・・・！

トロントにいながらにしてそんな夢を叶えてくれるのが、大型ロシアン・スーパーマーケットのヤミー・マーケットです。

トロントのフィンチ・アベニュー&ダファリン・ストリート(Finch Ave. & Dufferin St.)に店舗があり、ヴォーン市にももう1軒あります。

このお店では燻製の魚とキャビアが販売されており、イクラの購入が可能！

photo from Yummy Market via Pinterest

チョウザメの黒いキャビアの中にサーモンキャビア、トラウト（タラ）キャビアという名前で陳列されています。

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というわけでいかがでしたか？

お店の営業時間は、コロナウイルス感染症の影響で臨時休業になっていたり変更になっている場合がありますので、お出かけの際に忘れずチェックしてくださいね。

また、カナダでの魚の英語名や買い方については過去記事で詳しく紹介しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください！