【こんな時何を選んだらいいの?】症状や種類別、日本とカナダの市販薬の違い

  

風邪をひいたり、体調をくずしたり、怪我をしたりした時、「病院へ行くほどではないんだけどな….。」という場合もありますよね。

そういった時にまず探すのがお薬。でも、日本とは違うカナダのお薬事情で、何を買っていいものか迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は日本語通訳サービスを行っているTransMedさんから、カナダで活躍する日本人薬剤師さんからの情報をもとに、日本とカナダのお薬を比べた各症状別にアドバイスをいただきました。

日本でおなじみのお薬をもとに紹介していますので、お薬を探すときの参考にしてみてくださいね!

痛み止め

日本の市販薬と比べてカナダの市販薬は用量が多いものがあります。
例えば、消炎鎮痛剤イブプロフェンは、日本の場合100〜200mg/錠が主流ですが、カナダでは200mg、400mg/錠が主流。日本人の方は200mgから服用してみることをオススメします。効果がない場合は増量してみましょう。
消炎・鎮痛・解熱効果があるバファリン錠にあたるものはAspirin、イブ錠はAdvilMotrin(イブプロフェン)という名前で販売されています。他にも、効果が持続するタイプの薬Aleve(ナプロキシン)などもあります。
炎症を抑える効果はありませんが、鎮痛・解熱効果のあるもので胃への負担が少ないお薬としてはTylenolがあります。この成分はアセトアミノフェンといい、日本でもルル錠やパブロンなどの熱さましとして使われています。

photo from Tylenol(上)、Advil(下)

風邪薬

日本のルル、パブロンなどのいわゆる総合感冒薬は、カナダの風邪薬との対比してご紹介するのが難しいですが、日本同様に市販の総合感冒薬は多種多様にあります。まずは症状を薬剤師さんに相談して、適切な薬を選んでもらうのがベストです。
メジャーなものとしては、Advil Cold&Sinus, Tylenol cold, Cold-Fx, Backley’sなどがあります。

過去の参考記事:カナダでこういう症状の時どうする?風邪や頭痛、お腹が痛いなど・・

photo from Cold FX(上)、Advil(下)

アレルギー薬

日本で市販されているアレグラとカナダのAllegraは同じ成分(フェキソフェナリジン)で、12時間作用型と24時間作用型があります。さらにプセイドエフェドリンという鼻づまり止めが加わったAllegraDというものも売られています。
その他にもポピュラーなアレルギー薬としては、ClaritinReactineなどがあります。

photo from Allegra(上)、Claritin(下)

胃腸薬

胃痛・胸焼け・もたれ・むかつきを抑えたいときに服用する日本のガスターと同じような効果を期待できるお薬としては、Pepcid ACZantacがあります。これは胃酸の分泌を抑えるタイプのお薬です。その他にも、TumsGavisconなど、噛み下せるタイプの薬もよく見られます。
また、少し強めのお薬ですと、処方薬局のカウンターで購入できるNexiumOlexがあります(長期的に服用する場合は医師に要相談)。
日本の正露丸に相当するものはありませんが、腸の不調にはPepto-Bismolというお薬があります。

photo from (上から)Pepcid ACBuscopanOlexNexium

下痢止め

日本のストッパと同じ成分の薬はありませんが、下痢止めとしてカナダで最もポピュラーな薬Imodiumです。
また、下痢に伴う腹痛や食後の腹痛にはBuscopanというお薬があります。これはOver the counter薬=市販薬ではなくBehind the counter薬のため、薬局カウンターで薬剤師さんから購入してください。

photo from IMODIUM(上)、Buscpan(下)

便秘薬

日本のコーラックに一番近いものにSennosidesというお薬があります。これは硬くなった便に水分を含ませて柔らかくし、同時に大腸を刺激して動きを活発化させる成分が含まれているお薬。
その他にも便秘薬はたくさん種類がありそれぞれ作用が異なるため、薬剤師さんに相談して症状にもっとも合った薬を選んでもらうのがおすすめです。

口内炎薬

カナダで主流なOrajel局所麻酔的に痛みを抑えるだけのものですが、日本のアフタッチと同様のものとしてOracort(dental paste)があります。これらは患部の表面を覆う事で保護して、さらに炎症を抑える成分が含まれています。

外用薬

軽い湿疹・かゆみが起きた場合に有効な市販薬には、処方箋なしで買えるステロイド剤Hydrocortisone 0.5%、1%があります。弱めのステロイド剤のなのでこのお薬を試してみて、それでも効果がないようでしたら、医師の診察を受けて処方箋をもらい、強めのステロイド剤の処方薬を薬局で購入してください。
その他、軽いやけどや切り傷などにはPolysporin、関節の痛み・筋肉痛には湿布薬(Deep Cold Patches)塗り薬(Voltaren Gel)なども薬局で購入が可能です。

吐き気止め(酔い止め)

吐き気止め(酔い止め)として日本で売られているアネロン(成分名マレイン酸フェニラミン)と同成分のものはカナダにはなく、Gravolが主流です。
乗り物酔い防止として、耳の後ろに貼るタイプのTransdermVというものもあります。

消毒薬

sterilization

日本で売られているマキロンやイソジンと全く同じ商品はカナダにはなく、軽い怪我は流水で綺麗に洗い流すといった処置をします。ただし、薬局で生理食塩水、アルコール、オキシドール(Hydrogen Preoxide) は購入することが可能です。外用薬でご紹介したPolysporinを塗るなどもできますが、傷が化膿した場合(赤みや痛みが増す、膿が出てくるなど)には、医師に相談した方がよいでしょう。

 

困った時に頼れる日本語通訳者のいるクリニック

今回のお薬について教えていただいたのが、日本語通訳サービスを行うTransMedさんです。
エグリントンにあるMCIクリニックには、TransMedの日本語通訳さんが駐在しています。
色々な症状で困った時や緊急の際、頼りになる場所ですのでぜひ覚えておいてくださいね。

今回のお薬の情報をご提供くださった、カナダで活躍する日本人薬剤師さんNorikoさんのブログもぜひ参考に!↓
薬剤師 in Canada のひとりごと☆(http://pharmacistincanada.com

過去の記事:【病気・ケガ時に安心】日本語通訳サービスのあるクリニック
過去の記事:【咳・鼻水・頭痛】トロントで風邪を引いた時や予防のために知っておきたい6つのこと
過去の記事:トロントで多い病気やケガって?!MCIクリニックの日本語通訳さんに聞いてみました。

MCIクリニック

日本語受付電話:416-820-5448
※通訳の対応にはご予約が必要です。

【電話受付時間】月曜〜金曜・9時〜6時 ※上記時間外、および土日祝の通訳付き診察についてはご相談ください
link

MCIクリニック 住所
245 Eglinton Ave. E. Toronto, ON M4P 3B7

Topへ