Hot Docs国際映画祭が4月開催！日本に関係しているドキュメンタリー4本も上映！

アクション・コメディ・ファンタジー・ホラー・ミュージカル・ミステリー・SF・ドキュメンタリーなどなど、映画にはたくさんの種類がありますよね。

そんな中でも特に、ドキュメンタリー映画好きの方々、注目です！

photo from Hot Docs Canadian International Documentary Festival

4月26日(木)からHot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭(Hot Docs Canadian International Documentary Festival)がトロントで今年も開催されます！

北米最大の規模で行われる国際ドキュメンタリー映画祭、今回はその詳細をお伝えしまーす！

Hot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭(Hot Docs Canadian International Documentary Festival)ってなに？

今年で25周年を迎えることで盛り上がりを見せているHot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭（Hot Docs Canadian International Documentary Festival)は、北米最大の国際ドキュメンタリー映画祭で、1993年から開催されています。

Hot Docs 2018 is just around the corner!
Celebrate 25 years of outspoken voices & outstanding stories.
Catch our stellar Festival line-up.
Toronto, April 26–May 6, 2018.
Find films. Buy tickets: https://t.co/3xxkAVPrgC #HotDocs25
💚💚💚 pic.twitter.com/jdYQnT9vzF

— Hot Docs (@hotdocs) 2018年4月4日

カナダだけでなく世界中から厳選されたドキュメンタリーやノンフィクション作品が上映されるこの映画祭は、毎年4月から5月にかけてトロント各地で開催され、20万人以上の観客が訪れています。

今年は世界各国から246本もの映画が上映予定で、その半数が女性監督による作品であることも話題を呼んでいます。

今回は数ある作品の中から、日本に関係している映画4つをピックアップしてご紹介します。

日本に関係している映画4選

1. Tokyo Kurds/ 東京クルド

photo from Hot Docs Canadian International Documentary Festival

2017年、Tokyo Docs(ドキュメンタリー作品の国際共同製作を支援するため、2011年より毎年開催している国際フォーラム)でショートドキュメンタリー・ショーケース優秀作品賞を受賞した日向史有さんの作品。
日本に移住してきたトルコ系クルド人、オザンさんを主人公にしたドキュメンタリー映画です。

日本にいるクルド人は、約20年前から埼玉県川口市を中心に増えており、今や1500人を超えています。そんな彼らの中で、難民認定が認められた人は１人もいません。

オザンさんもトルコよりも良い暮らしができるだろうと夢見て、6歳のときに家族と一緒にトルコから日本へと渡ってきました。
そして、不法滞在のまま18歳を迎えたオザンさん。そんな彼のひと夏を記録した映画です。

Tokyo Kurds/ 東京クルド
・4/29(日） 7:45pm – TIFF Bell Lightbox 4
・4/30(月） 12:15pm – TIFF Bell Lightbox 3

2. Dreaming Murakami

photo from Hot Docs Canadian International Documentary Festival

主人公であるMette Holmさんは、20年以上前、日本人作家・村上春樹さんの作品に出会いその人生に影響を与えられた一人。

その後、デンマークで公式な翻訳家となったHolmさんは、多くの時間を村上さんの作品の翻訳に費やしました。
そんなHolmさんが日本に訪れ、いかにして村上さんの作品が彼女の人生に浸透したのかを追ったドキュメンタリー。

Dreaming Murakami
・4/27(金）9:15pm – Scotiabank Theatre Toronto 4
・4/29(日）10:00am – TIFF Bell Lightbox 2
・5/4(金）4:15pm – TIFF Bell Lightbox 2

3. Familiar Tale

photo from Hot Docs Canadian International Documentary Festival

メキシコのサンタ・マリア・ラ・リベラ地区にある写真店のオーナー、Yukio Saekiさん。
1955年、Yukioさんとその家族は、彼が13歳のときに戦時中の日本から逃れるためメキシコに移民しました。
実際に残っていた写真をもとに、Yukioさんの人生、それを取り巻く戦時中の日本、広島に落ちた原爆の日、そして劇的な変化と成長を遂げるメキシコを振り返る映画です。

Familiar Tale
・5/1(火) 9:15pm – Scotiabank Theatre Toronto 7
・5/3(木) 1:15pm – TIFF Bell Lightbox 3
・5/6 (日) 7:00pm – Innis Town Hall