カナダポストの配達員さん、ミシサガで野生の七面鳥さんに追いかけられる。

  

先週の3月6日(水)、ミシサガ在住のドン・クーミングさんが、カナダポストの郵便配達員さんが、野生の七面鳥さんに追いかけられるハプニングを、ツイッターで投稿しミシサガ市に報告しました。


@ミシサガ市へ
3月6日(水)、ローン・パーク付近。七面鳥 VS カナダポスト配達員。
「彼は毎日追いかけてくるんだ」とこの配達員は笑いながら言っていました。彼は七面鳥との激しい追いかけっこで全力で去っていったので、彼の名前は聞いていません。

ミシサガ市がツイッターで返答

これに対して、ミシサガ市は市内に野生の七面鳥が生息していることを返答しました。


ミシサガ市内では、野生の七面鳥の目撃が多数寄せられております。野生の七面鳥は、食べ物を求めて住宅地にまで入って来ることがあります。よく飛ぶ鳥ですので、生息地域にも自分で戻っていくでしょう。

他の住民からの情報も

このミシサガ市の返答に「ミシサガに野生の七面鳥が生息しているの?」とクーミングさんもびっくり。
それに対して他の住民の方もこの七面鳥の情報を返答しています。


そうなんです。この七面鳥はだいぶ前からこの辺りにいます。彼(この七面鳥)のFacebookページがあるくらい有名です。
残念ながら、人々が彼に餌を与えるので、この辺りのレークショア通りを走るドライバーやこの彼自身にとって、とても危険な状況なんですよ。

ミシサガ市が注意喚起

こうした状況をうけて、ミシサガ市は改めて、この野生の七面鳥に餌を与えないように注意喚起を行っています。


この付近の住民の皆さんはこの鳥に、けして餌を与えないでください。餌を与えることで、この鳥や皆さん自身が危険になります。
またこの状況を動物保護局に報告しておりますので、彼らが常に観察しております。

最後は悲劇に。

配達員さんが追いかけられるハプニングを、クーミングさんが目撃した事でその存在が知られることになった野生の七面鳥さん。
ところが悲しいことに、みんなからローンと名付けられたこの七面鳥さんが、先日11日(月)に死んでいるのが発見されました。


先日ローン・パーク付近でカナダポストの配達員さんを追いかけていた野生の七面鳥について、悲しい報告です。
今日の午後、レークショア通り南側で彼が死んでいるのが見つかりました。明らかに交通事故によるものです。
ローン君、安らかに。

ミシサガ市に限らず、自然が豊かなカナダの各都市では、人間と野生動物たちが近い距離で生活しています。
そのためカナダの人々は、長年野生動物たちとうまく距離を置いて見守ることを常に心がけていますが、それでも、時々こうしたトラブル、交通事故も。
もしカナダで野生動物にあっても、餌を与えたり触ったりせず、そっと遠くから見守るようにしましょうね。

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