【咳・鼻水・頭痛】トロントで風邪を引いた時や予防のために知っておきたい6つのこと

  

クリスマスや年越しなどの年末年始の慌ただしさを抜けて疲れが出やすく、また気温も氷点下が続くこの時期。そうした季節は、特に風邪を引く人も多いようです。
今回は、トロントで風邪を引いた時や予防のために知っておきたい基本的な事を、トロントで日本語医療通訳・医療コーディネートサービスを手がける Trans Med さんの監修のもとにまとめてみました。

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(1)風邪予防の基本


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まずはなんといっても、日頃から風邪を引かないようにすることが大事です。
ですので、まずは基本的なことですが、普段の生活でできることをおさえておきましょう。

・人混みなど人の多いところはなるべく避ける
・外出から帰ったらすぐに、うがいと手洗いをする
・バランスの良い食事
・十分な睡眠
・室内で厚着をしすぎない
・軽めの運動

人が多く集まる場所は、それだけでウィルスに感染しやすい環境なので避けるようにしましょう。またウィルスを体に入れないように、こまめに手洗いうがいを。

バランスのよい食事も大事です。喉や鼻の粘膜を作ったり強化したりするアミノ酸やビタミンB類も重要な栄養素ですし、ビタミンCは体の免疫システムを強化します。また、睡眠不足は体の免疫力を落とします。軽めの運動を習慣づけると、血行がよくなり免疫力があがり、寝付きもよくなります。

また、服装にも気をつけましょう。トロントの建物は全体的に温かいので日本と同じ感覚で厚着のまま室内で生活をしていると、体温調整能力が下がるので、室内の温度にあわせて着脱しやすい重ね着をするといいでしょう。また、就寝中も厚着をしたまま寝ると、寝汗をかいて体温が下がり免疫力が低下してしまいます。


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また、風邪より怖いのがインフルエンザ。インフルエンザにかかりやすい人は予防接種をうけておくとよいでしょう。
インフルエンザの予防接種ができるクリニックをこちら(Ontario flu clinic locator)から検索することが可能です。
なお、オンタリオ州の医療保険The Ontario Health Insurance Plan (OHIP) に加入していない場合、有料でしか予防接種を受けることができず、有料で受けられる場所が限られていますので、まずは上記で検索した各医療機関や薬局などに、問い合わせてみてください。

(2)代表的な風邪薬

風邪薬の代表的なものは Advil(アドビル) TYLENOL(タイラノール)COLD-FX(コールド・エフェクツ) でしょうか。

これにも 総合感冒薬や喉の痛み、鼻づまりなどの用途で色々な種類があります。それに眠くならない昼用、夜用、Extra Strenghなども。

お店に「Advil〜♪」と思って買いに行くと同じAdvilでも種類の多さにとまどってしまいます。
で?どれを選べばいいの?とみんな迷ってしまいそうなので、ここで主要なものをリストアップ!

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① COLD & FLU 風邪の一般的な症状とインフルエンザ
② SINUS は鼻づまりや鼻水を伴うもの、SINUS Congestion は鼻づまり、painは痛みがある場合
③ ARTHRITIS Painは関節(炎)痛ですが、風邪とあまり関係ないかも?
④ Sore Throat は喉の痛みです。
⑤ COMPLETEは風邪、咳、インフルエンザの様々な症状をカバーするタイプ

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⑥ Extra Strengthは 効き目を強くしたタイプ
⑦ Daytime用とNighttime用があり、Daytimeは眠くならないタイプです。
⑧ ジュニア用(2歳〜12歳)、下:子ども用(2歳〜6歳)

でも、これらはあくまで参考までに。必ずドラッグストアや売場の担当の方に症状を説明するなどして、適した薬のアドバイスをもらうようにしましょう。
なお海外旅行保険に入っている方は、これらの薬代も保険でカバーされる場合があります。その場合は、Trans Medさんが対応するキャッシュレスサービスを通してできるだけ病院に相談することをおすすめします。

(3)カナダの医療制度の基本

風邪といっても症状はさまざま、また、風邪を引き起こす原因によって治療法も異なってきますので、安易に自己判断せずに、出来る限りお医者さんに診察してもらい適切な治療をしてもらいましょう。

カナダの医療制度は日本と違い、内科・耳鼻科・外科などそれぞれの専門医をいきなり受診することは基本的にできません。
まずはファミリードクター(家族の主治医)、またはウォークイン・クリニックにかかり、症状の相談・検査・薬の処方をしてもらいます。風邪の場合はほとんどこのファミリードクターまたはウォークイン・クリニックで解決できます。

またカナダでは、点滴で解熱剤の投与や水分補給をしてもらったり、風邪をひいたらとりあえず抗生剤を処方されたり、ということはありません。

ドクターは問診・診察・検査の結果を精査し、必要と判断された時のみ抗生剤を、その他患者さんの症状に適したお薬を患者さんの希望を聞きながら処方します。点滴は通常ウォークインクリニックではできないので、必要な場合は設備のあるホスピタルなどが紹介されます。

<※ウォークインクリニックとは>
日本の病院とは違い、カナダの総合病院では基本的に初診外来は受け付けておらず、直接専門医に診てもらう制度もありません(歯医者は別)。カナダでは、ファミリードクター制度が主流なので、まずはかかりつけのファミリードクターが診察後、必要な場合には病院や専門医が紹介されるという流れになります。ウォークインクリニックは、そうしたファミリードクターを持たない人が利用する医療機関で、観光滞在者や留学生、ワーキングホリデー滞在者も利用出来ます。予約なしでも診察が可能で、薬の処方箋も出してもらえます。専門医の治療が必要な場合は紹介状を書いてもらい専門医の診察を受けられます。

(4)基本的な英語表現


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ドラッグストアや病院へ言った時に難しいのが英語での症状の説明。基本的な表現だけでもぜひ覚えておきましょう。

風邪の基本表現

風邪「cold(コールド)」
インフルエンザ「Flu(フルー)」
熱「Fever(フィーバー)」
喉の痛み「sore throat(ソアスロォゥトゥ)」
鼻水「runny nose(ラニィノーズ)」
くしゃみ「sneezing(スニーズィング)」
咳「cough(コフ)」
頭痛「headache(ヘデイク)」
腹痛「stomach ache(ストマケイク)」
下痢「diarrhea(ダイアリア)」

症状の表現方法

基本的に症状を説明する時は、「I have 〜」で表現できます。これに加えてそれぞれの症状の詳細を伝える形容詞などを覚えておくといいでしょう。

風邪症状の説明の例
I have a slight fever. 微熱があります。
※slight=わずかな
I have a bad cough. 咳がひどいです。
I have a repeated dry cough.しきりと空咳が出ます。
※dry cough=空咳
頭痛の説明の例
I have a headache. 頭痛がします
I have a splitting pain. 割れそうに痛いです
My head is throbbing. 頭がズキズキ痛みます
腹痛や吐き気の説明の例
I have a stomach ache. お腹が痛いです
I have a piercing pain in my stomach. お腹が差し込むように痛いです
※piercing=鋭い、刺し通すような、つんざくような
I feel nauseous. 吐気がします
※nauseous=むかつく、吐き気を催させるような

(5)現金不要の海外旅行保険

日本で契約した海外旅行保険に加入している方は、診察費、通訳費、お薬代、タクシー代までも保険対象となります。特にTrans Medさんが対応するキャッシュレスサービスを受けると、実質患者さんがその場でお金を払う必要がありません。(例外もあるので保険会社の規約を必ず確認してくださいね。)

診察時にお金を払う必要がないので旅行者の方や学生・ワーホリの方には大変便利なサービスだと言えます。

(6)日本語通訳さんがいるクリニック

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日本語医療通訳サービスを提供するTransMedさんは、トロントでもサービスを提供しています。特に便利なのは、そうしたTransMedの日本語医療通訳さんがいるMCIクリニック
日本語通訳さんを通してMCIクリニックへ診察予約をすると、電話やWebサイトの予約フォームより全て日本語で可能です。
すでにトロントに在住している人、これから旅行や留学、ワーホリで滞在予定の方は、ぜひいざという時のためにメモしておいてくださいね。

日本語受付電話:416-820-5448
※通訳の対応にはご予約が必要です。

【電話受付時間】月曜〜金曜・9時〜6時 ※上記時間外、および土日祝の通訳付き診察についてはご相談ください
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MCIクリニック 住所
245 Eglinton Ave. E. Toronto, ON M4P 3B7

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