【トロントはミュージカル第三都市?!】この春に上演!観ておきたい7作品

  

トロントはエンタメの街

トロントと言えば、ニューヨーク、ロンドンに次ぐミュージカルの第3都市といわれています。せっかくトロントにいるのだから、日本では観れない作品に是非足を運んでみませんか?

トロントミュージカル事情


photo from Mirvish Productions

上演作品

日本でも最近、海外からの来日公演は増えていますがトロントではなかなか日本には輸入されない作品、あるいは新作が多く上演されます。また、ブロードウェイだけでなく、ロンドンからの作品も観れるという嬉しい環境。この機会を活かさねば!

男性のお客様もウェルカム

ミュージカル観てみたいけど、ちょっと行きにくいと思っている男性の方。
大丈夫です。日本の劇場は9割女性で埋め尽くされていますが、トロントでは五分五分です。自信を持って、なんなら一人でも!

フォーマル・高値だけがミュージカルじゃない

皆さんミュージカルというと、なんとなく立派な劇場をイメージしませんか?ちょっとドレスアップして観に行ったり♡ そんな楽しみ方もありますが、値段設定様々な中劇場、小劇場と少し規模の小さめの劇場・団体も数多くあります。役者の熱が直に伝わってくるのも醍醐味。他にも幼い子供もウェルカムなファミリーミュージカルだったり、気軽に楽しめる劇場もいっぱい!
 
でも、ますます選択しが多すぎてわからない….

確かに(汗)

折角なら自分の好みに合う作品を観たいですよね。

では、シチュエーションや内容からピンとくるものを選んでみましょう!

オススメ作品:大劇場編

爆笑ブラックコメディー歴代NO.1作品
1.Book of Mormon

2011年3月から上演され、既に6年が経とうとしている今でもブロードウェイでの人気は健在。トニー賞9部門受賞作品。台本はアニメ「サウスパーク」のスタッフが作成、曲は「Let It go」(アナ雪)の作曲家が担当。内容はモルモン教布教のためウガンダに派遣された主人公2人がおりなすコメディー。ニューヨークでは今もチケットの入手が困難かつ高値がついているため、早めの予約をお勧めします。

【公演期間】2/28-4/16
【劇場】Princess of Wales Theatre(地図はこちら) 
【料金】$65-$200
【作品詳細】Ed Mirvish Theatre 公式Webサイト作品紹介ページ

ドラマチックな作品で感動したい
2.The Bodyguard

ホイットニー・ニューストンの「エンダーーー!」(曲名:アイ・オールウェイズ・ラブ・ユー)でお馴染みの、あの有名映画「ザ、ボディーガード」のミュージカル。他にも「アイ・ワナ・ダンス・ウィズ・ユー」や「ワン・モーメント・イン・タイム」など、ホイットニーのヒット曲を盛り込んだオリヴィエ賞4部門ノミネート作品!人気歌手レイチェルのボディーガードを依頼された元FBI捜査官フランク。2人の間に起きるロマンティックかつ、スリリングなストーリー。ロンドンでの熱がそのままトロントに参ります!

【公演期間】2/11-4/9
【劇場】Ed Mirvish Theatre(地図はこちら) 
【料金】$55-$150
【作品詳細】Ed Mirvish Theatre 公式Webサイト作品紹介ページ

やっぱり見た目が大事でしょ
3.Strictly Ballroom

映画「グレート・ギャッツビー」「ムーランルージュ」「ロミオ&ジュリエット」どれか1つでもピンとくる方!この作品は同じ映画監督バズラーマンのデビュー作(邦題:Dancing Hero)の舞台化。ダンスを始めたばかりの内気でマイペースなフランと新しいステップを生み出そうとダンスに情熱を燃やす青年スコットがペアを組むことに!しかし、練習とともに二人の間には愛が芽生え始め♡♡♡続きは劇場で!
カラフルな衣装や舞台装置の色合い等、バズラーマン節が舞台でも健在。シンディーローパーの「タイム・アフター・タイム」から現代の個性派シンガーSIAまで幅広い楽曲を使用。愛とダンスの情熱に溢れた最新ミュージカル。

【公演期間】4/26-6/25
【劇場】Princess of Wales Theatre(地図はこちら
【料金】$65-$175
【作品詳細】Ed Mirvish Theatre 公式Webサイト作品紹介ページ

新しいものには目がない
4.Sousatzka

珍しいトロント産、ミュージカル。つまり世界初公演。ブロードウェイでの公演を目指し、ここから歴史が始まる!という瞬間を観に行くのもトロントならでは。
80年代のロンドンで生きるピアノ教師スザーツカの物語。こちらも小説、映画が基となっています。実は作品以上にプロデューサーが有名。詐欺罪で2009年に捕まった大物プロデューサーのカムバック作品という事でブロードウェイでも話題になっております。作品のタイトルでもあるピアノ教師役にはトニー賞受賞歴のあるビクトリア・クラーク始め豪華俳優陣が観れるのもポイント!

【公演期間】2/25-4/9
【劇場】Elgin Theatre(地図はこちら) 
【料金】$65-$125
【作品詳細】Sousatzka公式サイト

オススメ作品:中劇場編

家族で楽しみたい!
5.James and the Giant Peach

photo from Young People’s Theatre
こちらはファミリーミュージカルを中心とした団体。なので、小さい子供がいて劇場にはいけない….という方!要チェック!!平日は学校団体、週末には一般の方対象に上演中。この作品は6歳以上のお子様を推奨していますが、更に小さいお子様がいる方にはリラックスデー(この公演では3/9、3/11)なーんてものも設けられています。子供が飽きないように上演時間も85分。曲はつい先日アカデミー賞を受賞した「ラ・ラ・ランド」の作詞家パセック&ポールの名コンビ、お話は作家ドアルド・ダール(「マティルダ」「チャーリーとチョコレート工場」)による少年ジェームスと昆虫たちの冒険物語。日本ではあまり存在しない形のファミリー劇場。大人も是非一度お試しあれ!

【公演期間】2/6-3/18
【劇場】Young People’s Theatre(地図はこちら
【料金】$10-$41 18歳以下65歳以上は別価格
【作品詳細】Young People’s Theatre公式サイト作品紹介ページ

これぞエンターテイメント!
6.Sister Act

photo from Lower Ossington Theatre
明るく楽しく、でも感動も欲しい!という贅沢さんはこちらの作品。殺人現場を目撃し、修道院で身を隠すことになった自由奔放な性格の歌手デロリス。厳格な規律にうんざりする中、歌を通して彼修道女達との間に産まれる友情。その裏で繰り広げられるサスペンスを歌とダンスと笑いで修道女達がお客さんを魅了。
こちらは既に12月から2か月上演していましたが、大盛況のため追加公演が決定!
日本では「天使にラブソングを」のタイトルでお馴染みのウーピー・ゴールドバーグ主演映画で知っている方も多いのでは?ミュージカルの曲は「リトルマーメイド」や「アラジン」など数々の名曲を作ったアラン・メンケンと来たら、もう間違いないでしょう!

【公演期間】3/31-4/9
【劇場】Randolph Theatre(地図はこちら
【料金】$50-$70
【作品詳細】Ticketwise公式サイト作品紹介ページ

ファミリーもカップルもオールマイティーミュージカル
7.Mary Poppins

photo from Lower Ossington Theatre
はい、皆さんもよくご存じあの「メリーポピンズ」です。え、でも、数々のマジックを舞台でどうやって???
これがよく出来ているんです。よくここまで作るなぁと感心してしまうほど。スタッフの力だけでなく、出演者全員でタップを踏んだりクルクル回ったり、役者も含め能力が高い!役者との距離も近い分、臨場感たっぷり。老若男女楽しめるオールマイティーミュージカル★

【期間】2/10-4/2
【劇場】Lower Ossington Theatre(地図はこちら
【料金】$55-$65
【作品詳細】Ticketwise公式サイト作品紹介ページ

おススメの鑑賞方法

せっかく行っても、劇場で英語についていけるか分からない…はい、そうですよね。しかも歌っちゃってますから更に分かりにくい…。

あらすじを事前確認

Musicals

トロントの大劇場で上演されるのは既にニューヨークかロンドンで上演された後のツアー公演がほとんど。既にミュージカルマニアな日本人の方が日本語であらすじやポイントを書いている場合が多いです。また今回紹介した作品は映画が基になっている作品が多いので、時間があれば予習も可能

あらすじさえ分かっていれば後は生の歌とダンスと役者のエネルギーが特別な世界へ誘ってくれます

いかがでしょうか。この他にもトロントでは年間を通してミュージカルが上演されていますので、今後も定期的にオススメ作品をご紹介しますね。
家族や友人や恋人を誘って、ぜひ劇場でライブ感のあるミュージカルを楽しんでみてくださいね!

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