カナダ・オンタリオ州の祝日まとめ10+1!州によって違うってどういうこと?

   
  

今年、日本では「山の日」が制定され話題になり、現在では全部で16の祝日があります。

カナダはというと、全部で大体10~12の祝日があります。
何故ばらつきがあるかというと、日本と制度が少し違い、祝日の種類が2つあるからです。

1つは、国によって制定されている「Statutory Holiday」
カレンダーにもStat holiday や Stat のような表記がされています。
これは日本でも同様ですよね。

もう1つは、州によって制定された「Provincial statutory」と呼ばれるもので、州によっていつがどの祝日になるかが違います。

現在一番祝日が多い州はアルバータとプリンスエドワードアイランドで、12日の祝日があります。

そこで今回は、オンタリオ州の祝日をまとめてみました。

New years Day/元日

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1月1日/Statutory Holiday
 

法令により祝日と定められています。
カナダでは日本のように三ヶ日はないので、1月2日からは平日です。

また日本ではお正月は家族と過ごしますが、カナダでは大晦日の夜に盛大なパーティーを開く事が多く、花火が上がったり、ホテルなどの大きなイベント会場でもパーティーが催されます。
その為、家族団らんよりはカップル、夫婦で過ごす事が多いようです。

Family Day/ファミリーデイ

Family

2月の第3月曜日/Provincial statutory
 

最近制定されたファミリーデイ。オンタリオ州では2008年より祝日に採用されました。
州制定の祝日なのでファミリーデイとして祝日になるのは、アルバータ、オンタリオ、サスカチュワン、BCだけです。
マニトバ州ではルイ・リエル・デー、プリンスエドワード州ではアイランダーデー、ノヴァスコシア州のノヴァスコシア・ヘリテージ・デーという違う祝日になっています。

家族を大事にしよう、と制定された祝日です。

Good Friday/グッドフライデー

Easter

イースターの日曜日の前の金曜日/Statutory Holiday
 

イースターとはキリスト教の復活際。十字架に架けられ亡くなったイエス・キリストが3日目に復活した事を記念する日です。この日も法令により祝日と決められています。

キリストが処刑されたのが金曜日であったことから、「God’s Friday」が「Good Friday」に転訛したという説が有力。
金曜日に命を落としたキリストの受難を記念したのが「グッドフライデー」で、その3日後の日曜日に息を吹き返したキリストの復活を祝うのが「イースター・サンデー」です。

LTで以前イースターとグッドフラデーについて書いた記事はこちらを参照してください。

復活祭は移動祝日であり、もともと太陰暦にしたがって決められた日であったため、年によって太陽暦での日付が変わる。グレゴリオ暦を用いる西方教会では、復活祭は3月22日から4月25日の間のいずれかの日曜日、東方教会では、グレゴリオ暦の4月4日から5月8日の間のいずれかの日曜日に祝われる。-Wikipedia

カナダでは西方教会の方式が採用されているようです。

また、ケベック州ではEaster Mondayという、イースターの日曜日の次の日を休みにする場合もあります。
この時期になると店頭にはイースターエッグ(卵に絵付けをしたもの)やイースターバニーの商品が並び賑やかになります。

Victoria day/ビクトリアデー

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photo from Photograph by Alexander Bassano / photo from Wikipeda

毎年5月25日より前の一番近い月曜日/Provincial statutory
 

カナダは英連邦王国のうちの1つです。現在は国は独立していますが、イギリスの王位がカナダの君主の地位にあります。なので現在ではエリザベス女王(2世)がカナダの王妃です。
この日は各地でイベントが催されます。
このビクトリアデーを含む週末の3連休はメイ・ロング・ウィークエンドと呼ばれてます。

以前LTでも取り上げた事があるビクトリアデー。以前の記事はこちら
ビクトリアデーはカナダのビクトリア元女王の誕生日を祝う日です。

Canada Day/カナダデー

Canada Day

毎年7月1日/Statutory Holiday
 

カナダの建国記念日。
1867年に制定された英領北アメリカ法により、カナダが1つの連邦として自治を開始した1867年7月1日を記念して制定されました。
連邦休日として制定されていますが、7月1日が日曜日の場合は翌2日が振替休日として公休日になります。

7月1日は国中が祝福ムードに包まれます。
カナダデーパレードやお祝いの花火が至るところで開催されます。

以前LTで書いたカナダデーの記事はこちら

Civic Day/シビック・ホリデー

An intro to spring

毎年8月の第一月曜日/Provincial statutory
 

「市民の日」として祝日になっています。
これは国民に日頃の労いを兼ねて、友人や家族とリラックスできるようにと制定されました。

州によってばらつきのある日です。
他の州では、BCデー、サスカチュワンデーやニュー・ブランズウィックデーと呼んでいるところもあります。

またアルバータ州やマニトバ州などでは雇用主によって休日となる場合もありますが、ケベック州やニューファンドランド・ラブラドール州では休日でありません。

Labour Day/レイバーデー

It's fall, really

9月の第一月曜日/Statutory Holiday
 

こちらは日本の勤労感謝のような日で、働いている人たちを労い、お祝いする日です。
もちろんお店や銀行など一部を除いてお休みです。

Thanksgiving Day/サンクスギビングデー

let's eat

10月の第2月曜日/Statutory Holiday
 

日本ではあまり馴染みはありませんが、感謝祭の日です。
カナダの感謝祭の元は、ヨーロッパから移民してきた人々が、各々の故郷でも行っていたお祭りのうちの1つ、秋の収穫祭と言われています。

この日は多くのカナディアンが家族と夕食を共にします。
感謝際で必ず食べられるのが七面鳥(ターキー)で、中に詰め物をして丸ごと調理します。
この日以降、クリスマスへの準備に街の雰囲気が変わっていきます。

Christmas Day/クリスマス

Christmas lights at St. Paul's Hospital

毎年12月25日/Statutory Holiday
 

元々イエス・キリストの生誕祭の日ですが、カナダではキリスト教以外の宗教も多く、現在では宗教的な意味合いは薄れてきています。
カナダではクリスマスは家族皆で集まる日で、日本のお正月のように賑やかになります。
各家庭それぞれに習慣があり、教会へ行く人や、クリスマスのイルミネーションを大々的に飾る家、旅行へ行く、など様々です。

Boxing Day/ボクシングデー

Eaton Center boxing day

12月26日
 

元々は教会が貧しい人たちのために寄付を募り、用意したクリスマスプレゼントの箱(Box)を開ける日であったことからBoxing Dayと呼ばれるようになったとか。

また、クリスマス当日(12月25日)でも働かなければいけなかった執事や使用人達に、家族と過ごす為の休日として設け、主人が彼らにプレゼントを配ったことから、という説もあります。

現在のボクシングデーは年に1度の大セールが行われる日として浸透しています。
これはイギリス、カナダ、オーストラリアなどでも同様です。
トロントでも毎年、ショッピングモールなどの店頭に長蛇の列ができます。

 

Remembrance Day/リメンバランスデー

Full of poppys

毎年11月11日/※オンタリオ州では祝日ではなく記念日扱い
 

戦没者追悼記念日、又は第一次世界大戦時集結記念日。
約10万人ものカナダ人兵が第一次と第二次世界大戦で亡くなったことを追悼する日です。
この時期になると、ポピー(ヒナゲシ)の花のバッジを使って募金活動が行われます。

第一次世界大戦で戦ったカナダ人軍人のJohn McCraeの詩、”In Flanders Fields”が由来となっています。
この詩に出て来るように、激戦区だったヨーロッパのフランダース地方には、戦闘が終わった後、戦場を埋め尽くすように赤いポピーが咲いたそうです。

この日は各地で追悼式や記念のつどいが行われ、多くの州で祝日となりますが、残念ながらオンタリオ州では祝日にはなりません。

 

上記のうち、国によって制定されている祝日は元日、グッドフライデー、カナダデー、レイバーデイ、サンクスギビング、クリスマスです。この日は銀行や公共機関(図書館など)、お店は開いていない所が多いので注意しておきましょう。

オンタリオ州によって定められているものは、ファミリーデー、ビクトリアデー、シビック・ホリデー、ボクシング・デーです.

この他に祝日ではないですがイベントとして、バレンタイン、セイント・パトリックスデー、母の日、父の日、ハロウィンなどがあります。

  

参考になりましたか?
やはりカナダではイースターや感謝祭などキリスト教系の祝日がメインです。
クリスマスはカナディアンが一番好きなホリデーだと言われています。
日本ではイースターなどはまだまだ馴染みがありませんが、こうして文化を垣間見るのも面白いですね。

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