カナダ国歌をアメリカの人気TV司会者がアレンジしたらこうなった

   
  

アメリカで人気の夜のテレビ番組、The Late Show with Stephen Colbertを皆さんご存知でしょうか。

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アメリカでは昔から、人気司会者がセレブのゲストを呼んでトークをしたり、コントやパフォーマンスをしたりする、司会者本人の冠番組が人気ですが、その中でも、政治や経済に対する辛口のコメントで人気の司会者がStephen Colbert(スティーブン・コルベア)さん。
ブッシュ大統領の前でブッシュ政権を風刺したり、クリントン元大統領に無理矢理ツイッターアカウントを作らせたり、とにかくその皮肉な喋りが魅力の人気司会者兼コメディアンです。

昨年9月から夜の冠番組を持ち、いまをときめく産業や経済界のスターやハリウッドセレブなど呼んで人気となっていますが、先日その番組内で、カナダの国歌を取り上げ、それがカナダで話題になっていますのでご紹介します!


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カナダから来られている方いますか?(観客歓声)
いいですね!では、カナダに移住しようと考えていらっしゃる方、いらっしゃいますか?※1(観客大歓声・拍手)

※1:アメリカでは、大統領選の候補者ドナルド・トランプ氏の優勢を憂慮して、トランプ氏が大統領になったらカナダに移住する事を考えている人が多いのだとか。詳しくは、LifeVancouverの過去記事を参考に!

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カナダに移住するにあたって、私たちが知っておくべきカナダに関する事がありますよね。実はカナダは国歌の歌詞を変更しようとしています。※2
おそらく歌詞の中に謝るフレーズが足りないと、カナダ人たちは思っているんじゃないでしょうか。※3(観客爆笑)

※2:2016年5月30日の審議でカナダ国歌を変更する法案が提出されました。「Gender Neutral(性中立的)」な表現にするという目的です。カナダ国歌についての過去記事も参考に。
※3:アメリカの人たちにとって、カナダの人々は「I’m sorry」を良く言う国民として有名です。
参考過去記事:
「カナダとアメリカの違い」は、こんなにあった!
【だから好き♡】カナダの国民性を表したネットで話題のMeme20

でも、歌詞を変更する法案がカナダ議会を通過したそうです。カナダ議会・・・それとも国会?あ、いや、上院かな?まぁ、呼び方は何でもいいんですが、”かまくら議会(Law Igloo)”とかね。※4 僕には全然分かんないですけど。

※4:Iglooとは、雪を使ったカナダの先住民イヌイット族の伝統的な住居のこと。

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そういうわけで、カナダは今、“O CANADA”という国歌の新しい歌詞を変えようとしています。でも、僕はカナダの国歌って”Chicky China, Chinese chicken, you have a drumstick in bringing that chicken”みたいな曲なのかなって思ってたんで、違ってショックでした。※5(観客爆笑)

※5:恐らく中国の外務大臣がカナダ訪問中、カナダ人記者の質問に激高したことを風刺したラップだと思われます。

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さて、該当の歌詞の部分というのが“in all thy sons command”という部分ですが、これをもっと男女平等な表現“in all of us command”に変えようとしています。ー 中略 ー

でも、カナダに提案したいのは“O CANADA”という国歌名も含めてもっといろいろ変えちゃうことです。いっつもこれ聞く度にがっかりなんですよね。だって、“Oh….Canada(ため息)”って感じでしょ?(観客爆笑)

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だからこそこの素晴らしい変更の機会に、あなた達の国がどれだけ素晴らしく美しい国なのかを伝えるために、よりたくさんの歌詞を変更する事をおすすめしたいと思います。
そこで僕は今回、あなた達の国歌をちょっと書き換えさせていただきました。ぜひ聞いてください。(観客歓声)

さぁ、皆さんご起立を。手を左手のビーバー※5の上に!

※5:本来なら大切な”ハート”の上と言うところですが、カナダの代表的動物のビーバーや、カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーを表現したものと思います。

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♪O Canada, the country we hold dear. All the sexy Ryans also come from here.
オーカナダ、僕らが愛する国。全てのセクシーなライアンの出身国。

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♪Come and visit our sprawling wilderness. You will probably see a moose.
無駄に広がる野性的な土地に遊びに来てね。たぶんムースが見れるよ。

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♪Bring your parka because it’s really cold. And that we’re sorry aboot.※6
フード付きパーカーは持って来て。めっちゃ寒いから。寒くて申し訳なく思います。

※6:カナダの人の「About」は「Aboot(アブート)」という発音になることは、アメリカで有名です。

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♪Try our maple syrup. You will like it a lot.
メープルシロップも試してね。きっとすごく好きになるから。

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♪O Canada, I’m sure there is other stuff we got. Oh that reminds me
オーカナダ、確か、もっと他にいろいろあるはず。あ、思い出した。

♪Our Prime Minister is HOT!!
僕らの首相はめっちゃイケメン!

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実際の映像はこちら↓

いかがでしょうか。アメリカ人からよく言われる定番のカナダのイメージがもりだくさんですね(笑)とはいえ、国会での審議でカナダ国歌の歌詞が変更されようとしていることは事実なので、この機会にぜひカナダ国歌を覚えてみるのもいいのではないでしょうか。

他にも、最近のカナダに関する過去記事も参考に!

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